トランジスタにどさっと電流が流れてしまうのですが
趣味で電気的な実験をしていて、よく分からない現象がおきます。
幅7センチほどのU型のトランスコアに銅線を500回ほど巻いた電磁石を直列に4個ほどつないで、
トランジスタのコレクタ(またはFETのドレイン)につなぎます。トランジスタのベースに40Hz、デュ
ーティ比0.2ほどの矩形波のパルス電流を入力したとき、コレクタ側の直流電流計のメータは
100ミリアンペアを示します。この状態で安定して電流が流れ続けるのですが、ベース側の可変抵抗
値を少し小さくして、コレクタに流れる電流を例えば120ミリアンペアに増やしたとします。すると、電
流値がすこしずつ大きくなっていき、しまいにはどさっと流れてトランジスタが壊れてしまいます。
理想としては120ミリアンペアに増やしたとしても、その状態で安定して電流が流れ続けてくれれば
いいのですが、実際には少しずつ電流値が増えていきます。どさっと流れるまで大体10秒くらいで
しょうか。
トランジスタのコレクタにはファーストリカバリダイオードをつないで、電源側に逆起電力を逃がす
ようにしています。完全に逃がしきれているかはわかりませんが。
トランジスタのベースには50キロオーム可変抵抗と33オーム抵抗を直列につないで、可変抵抗で
ベースの電流を調整。
パルスの信号源はTTL汎用ロジックICで5Vが出力されてます。
電源は12ボルトバッテリーを4つ直列につないで48ボルトです。
使用したトランジスタ、FETは
トランジスタ 2SC4793 230V1A
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-02511/
MOS-FET FQPF3N90(900V2A)
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-01195/
↑どちらも定格は十分に満たしているように思うのですが。
理想としては定格の7割ぐらいの電流を流したいのですが、0.1アンペア以上流せなくて困って
ます。どのように対処したらよいのでしょうか?参考に画像を添付します。