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トランジスタ
コレクタ電流が飽和状態になるとトランジスタはどのような動きをしますか?電子、電流、電圧などにおいて教えてください。
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- inara
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回答No.1
飽和状態とはコレクタ電流が、コレクタ-エミッタ間電圧 Vce によらず一定になっている部分のことでしょうか。この部分を能動(活性)領域と言います[1]。この領域は、コレクタ電流は一定ですが、この電流値自身はベース電流によって大きく変わるので、この領域が電流増幅に使われます。 資料 [1] の図にも書かれていますが、これとは別にVce が小さい部分に「飽和領域」というのがあって、コレクタ電流 Ic が Vce に比例して大きくなっているような特性になっています。この領域では Vce/Ic がほぼ一定(抵抗のような特性)で、ベース電流によってVce/Ic が変わります。 昨日も同じ質問(http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3367003.html)をされていますが、ist2007 さんの質問は「活性領域」でのトランジスタ内部のキャリア輸送の物理に関するものでしょうか。式で説明すると 双曲線関数が出てきますが、そういう答えをお望みでしょうか? [1] 図13.6(b)(PDF6ページ) http://surf.ap.seikei.ac.jp/~nakano/exptext/13Transistor.pdf
補足
飽和領域はわかるのですが、その飽和領域に入ってしまったときにキャリアはどう動くのでしょう?コレクタ電流が一定になるということは、コレクタに供給される電子が一定になり、ベースに供給される電子が増えるということなのですか?(エミッタ電流=ベース電流+コレクタ電流より)…式とかではなくて…