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海水注入が遅れたのは誰の責任?
福島原発の海水注入作業が遅れた事が指摘されてます。 その判断が遅れた理由を政府も東電もご用学者も責任のなすり合いをしてます。 細野さんは「斑目という専門家が再臨界を指摘して海水注入するなといった」といい、斑目さんは「言ってない」とテレビで主張したりしてます。 この様な責任のなすり合いを政府や専門家がしていて、国民に風評被害をなくせとか安心してというのは無理な話ではないでしょうか? そもそもこの様な重要な判断はボイスレコーダーに記録したり、文書に残したりしてないのですかね?
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班目が言わなくて内閣が勝手に支持できる訳がありません。こんなのが原子力発電所を動かしているから、事故が起きても早く処理できないのです。菅首相も学者も碌な奴ではありませんね。仰る通り安心できません。今回の件は国会に呼び出して証人喚問すべきです。
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- key00001
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こちらこそ丁寧なお礼、有り難うございました。 > 踊る大捜査線の「事件は会議室で起きてるんじゃない現場で起きてるんだ」の名句を思いださずにはいられません。 福島の『現場』は、まさに仰る通りだったと思いますヨ。 会議室(官邸)の方は、イラ菅が「情報が遅い!」などとイライラしてた様ですが・・・。 現場の方が、その何倍・何十倍もイライラし、保安院からの「海水注入可」の回答を待ってたと思います。 そうやって、両者に不信感が募ったんでしょうね・・・。 私は、「ヘボ将棋 王より飛車を可愛がり」と言う川柳を思い出しました。 王手飛車取りで、「王を逃がすか?飛車を逃がすか?」って言う笑い話ですが・・・。 コレをマジで、「人命」と「原発の延命」の王手飛車取りで、官邸・行政は、真剣に悩んでた様に感じられます。 「時間との勝負」と言う局面ですから、リーダーは「情報が遅い!」などでは無く、「情報の有無はさておき、行政(保安院)が許認可を与えた、東電や現場(福島原発)の判断を信頼・支持する!」と、果敢な判断を下すべきだったと思います。 みずほ銀行の西堀頭取は、システム障害くらいの引責で辞任されるそうですが、原発事故では、民間の東電の清水社長だけで良いんでしょうか? 首相,大臣は言うに及ばず、保安院や安全委員会の各位は、どのツラ下げて、国民に顔向け出来るんだろう??と思います。 政治家や官僚が、特権意識を持つのは結構ですが、特権(権利)には、義務や責任は付随しないんですね。 義務や責任から免れる特権なんでしょうか? いずれにせよ、厚顔無恥な連中です。
お礼
親身なご回答に御礼申し上げます(^o^)/疑問が晴れました☆全くもって利益をとるか人命をとるかの二者択一だと思います。トップが恫喝するなんて冷静さを失ってた証拠ですよね。
- wreath
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班目氏の発言 21日、新聞の取材に対して 「専門家として臨界を心配するようなことなどありえない。再臨界の恐れなど言 うはずがない」と対策室の説明内容を真っ向から否定した。 23日国会で斑目氏の答弁 「再臨界の可能性はゼロではないと言った」 21日の発言だと、可能性はゼロと考えていたことになる。 23日の発言は、可能性はゼロではないと考えていたということ。 この2つの発言、委員長としてどうかと思う。 東電は、海水を止めたのは独自の判断だと言っています。 東電は「ゼロではない」を「再臨界の危険性がある」と理解して、委員会や政府の判断が出るまで注水をいったん中止しようと考えたのではないかと思います。
お礼
全く斑目さんは怪しい人物ですよ。広瀬隆さんの「原発時限爆弾」を読むと斑目さんの過去の発言がのってましたが「斑目ではなくデタラメ」と揶揄されてました。
- onioni1999
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文書には残してありますよ。 政府の公式記録には「海水注入の首相指示」と書いてありました。 だからその後の中断も当然首相指示だったと考えられていたのです。 ところが、政府はそれについて「書き間違い」を主張。 「首相指示ではなく、『経済産業相の海水準備指示』が正しい」と言い出したのです。 官邸には海水注入開始の情報自体が届いていなかったから中断指示もするわけがない というのが政府の主張。 政府は以前にも記録を改変したことがあったので、政府のほうが信用性は無いですね。 http://hatsukari.2ch.net/test/read.cgi/news/1302112517/ それに対して斑目氏は事故後の会見でも「原発を推進していた一人として謝罪したい」とか 結果的に安全対策に不備があったことを認めたりとか潔い対応が多いです。 彼がいまさらそんな嘘をつくとは思えません。
お礼
斑目さんは謝罪みたいな事されてるんですね。知りませんでした。丁寧に教えて頂きよくわかりました。疑問点解決できました!感謝です
ホウ酸を粉末で入れるか溶いて入れるかも菅総理は東工大の偉い先生に聞いて来い、と言っていませんでしたか。 料理じゃあるまいに。阿保菅
お礼
ずっと気になってた疑問点が解決し嬉しいです(*^o^*)ほんと感謝です!
- sudacyu
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<参考> 細かな報道までフォローすると、 1、海水注入開始。 2、海水だけだと、臨界事故になる可能性があるのではないか。 3、臨界にならないようにするために、中性子を吸収する性質のあるホウ素を海水に混入するため、一時海水の注入を停止。 4、ホウ素を混ぜて、海水の注入を再開。 このようなことであったようです。 臨界事故(核分裂反応がコントロールできないままに起こる)になる可能性と、早く冷却する必要性との兼ね合いの中で、 「(ホウ素を入れないと)再臨界する可能性がある。」との指摘を受けて、現場サイドは、海水だけの注入はするなと理解し、ホウ素を混ぜた海水に切り替えた時、作業手順上、海水注入が止まったと言うことではないでしょうか。
お礼
回答ありがとうございます。なるほどですね!参考にさせて頂きます☆ ただ斑目さんのテレビの発言が気になるんですよねー。 「海水を入れないと再臨界の危機があるなんて私が言ったとしたら私は全くの原子力の素人になる」 斑目さんは原子力関係の何かの組織のエライ人で推進派の人です。 「廃炉にさせたくなかったんじゃないか」と勘ぐりたくなります。 この斑目さんの経歴をウィキりたいと思います。
- key00001
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斑目委員長が「言った」とすれば、原子力安全委員会(委員長)の選考に問題アリ。 「言わなかった」とすれば、情報経路に問題があるか、ウソ付きが居るってコトで、どちらにせよ、官邸の責任は免れないです。 まあお粗末な話なんだけど、そもそも「再臨界云々」がウソ(デッチ上げ)の理由なんだと思いますよ。 海水注入が遅れた理由は、行政・業界の『根本的な問題』で、極論すれば、ソレが福島原発事故原因の一つかも知れないと言っても過言じゃないのでは?と思っています。 先に結論を申し述べますと、海水注入すると、廃炉の可能性が高まりますが、日本には「原子炉の廃炉技術・経験が無い」と言う、根本的な問題が有ったコトですね。 廃炉出来ないモノに、廃炉になるかも知れない処置を施すと言う判断は、誰もなかなか出来なかったと言うのが実情で、その結果、「何とかならないのか?」と言うやりとりが繰り返され、海水注入が遅れただけでしょう。 ギリギリまで、「出来る限り廃炉にはしたくない」と言う思惑が有ったんです。 いや、終始有ったのかも知れません。 更に言えば、福島原発は昭和46年から稼働し続けた原子炉で、建設当初の計画では、福島に限らず30年で休止する予定でしたが、これも結局、現在に至るまで廃炉技術が整備されず、また新たな建設地が無いので、延命してきたんです。 延命自体は世界的にも珍しくないし、問題は無いのですが、もし最新化されていれば、その後の技術革新なども取り入れられ、今回の震災や津波に耐久したかも知れません。 「廃炉技術の確立」と言う重大な課題を棚上げしたツケが、今回の事故の根底には存在することは確かだと思いますよ。 そもそも、原発が海浜地帯に設置される理由の一つに、有事の際は、一時的に潤沢な海水で冷却が出来ると言う前提が有るんです。 だから現場は、冷却機能を喪失した早い時点で、本社に対し、海水注水の可否を打診したハズ。 東電も、独自に判断など出来ませんから、監督役所である原子力保安院に打診したハズ。 ここまではかなりスムースにパスが流れます。 原子力保安院も、官邸や原子力安全委員会などへ打診したハズ。 この先が怪しい。 官邸は「海水注入しか無いのか?」「保安院や委員会の判断は?」などと言うでしょうし、委員会は「もっと情報を!」と要求するでしょう。 東電の窓口の保安院は、モチロン独自に見解を出そうとしつつも、官邸やら委員会から言われたコトを、そのまま東電にも垂れ流し、「ソレしか手は無いのか?」「もっと詳しく状況を説明しろ!」などと言うし、東電は「現場が至急回答を求めている」など、押し問答が繰り返されたでしょう。 多少、科学的な文言も含め行われただけで、事実はそんなトコだと思いますよ。 最終的に、誰が意思決定したのかは、もう判ることは無いかも知れません。 判断が早ければ、菅首相などはカッコ良く「最終的に私が決断した」って言いたいトコだろうけど、結果的には海水注入の判断が遅れたちゃったワケだから。 恐らく、保安院から東電へ許可は有ったとは思いますが、もしかしたら、いつまで経っても返事が無く、業を煮やした現場の、独断専行だったかも知れませんしね。 誰かが内部告発でもしないと、事実は明らかにならないでしょうし、内部告発が有っても、ソレが事実かどうか判断する術は有りません。 この問題に関しては、原災法に従って、国の指示を仰いだであろう東電には、責任は無いとは思います。 国は「東電からの情報が不足しており」なんて言うかも知れませんが、原発は国家が許認可した事業であり、我が国を代表する企業の東電さんが、海水注入を緊急的に打診をしたんだから、官邸や行政は、即座に「東電の判断を支持する」と言わねばならないんじゃないでしょうか? 「誰が悪いか?」と言うより、有事の際にも判断が遅れる「この国のシステムが悪い」と言うべきかも知れません。 でもシステムが悪いとしても、企業では東電の清水社長が責められる様に、国の問題は、首相が責められるのはまぬがれないです。
お礼
丁寧に教えて頂きよくわかりました。疑問点解決できました!感謝です。 廃炉の技術と意思決定をする組織体制とトップの責任という事ですね。 回答致いて思いましたが日本の政治家や官僚達は民間企業よりエライと思ってる節がありますよね。 今回の事故は最前線で情報とれるのは東京電力しかなかったから現場の判断を優先させるべきだったんではないですかね。 踊る大捜査線の「事件は会議室で起きてるんじゃない現場で起きてるんだ」の名句を思いださずにはいられません。
- Kirby64
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海水注入が遅れたのは誰の責任? それが誰かを今、捜しているところ。 政府首脳か東電関係者か…。 自民党時代なら、政府の小役人か福島原発の現場責任者が、謎の遺書を残して自殺し、それで責任追及がうやむやに…てパターンもありそうだが、民主党政権はさあ、どうする、どうする!!!
お礼
そういう見方もあるのですね。こういうとき思いますが会議室にボイスレコーダーを設置して欲しいです。あとはニコニコ動画でライブ中継位して欲しいです。 太平洋戦争の責任の所在がうやむやにされた様に歴史的に議論される課題になるでしょうね。 回答ありがとうございます。
お礼
回答ありがとうございます。なるほどですね!参考にさせて頂きます☆