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浜岡原発の冷却
浜岡原発の冷却水に海水が混じるトラブル…って、冷却水って雨水などの野ざらしの水を使っているわけではないですよね? 海水が混じるってことはどこかから外部の水が入る(=出ていく)状態だと思うのですが、どのような「水」を使っているのでしょうか? 貯水タンクに貯めた水ではないのでしょうか?
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原子炉の冷却には水を使いますが、その水を冷やすために海水を使用しているのです。 放射能漏れがあったわけではないようなので、冷却用の海水がどうして混じったか、そのあたりも説明して欲しいですね。
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- Mumin-mama
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素人ですので、専門家の回答を待っていただきたいのですが、 冷却水と言うのは2種類あるようです。 圧力容器、格納容器、使用済み核燃料のプールの水は「超純水」ですが、 圧力容器から出てきた水蒸気をタービンを回して、其の後の菅の中の湯は熱交換器において海の水で冷やされるそうです。 1:58の図と説明をご参照ください。 http://www.youtube.com/watch?v=sqIqpdizxOs&feature=related 今回の海水が混じって問題なのは、おそらく圧力容器の超純水に海水が混じったことを意味するのではないでしょうか。 福島原発の事故では、緊急事態で超純水ではなく仕方なく海水を入れましたが、海水を10日以上入れると、海水に含まれる塩や不純物の水垢で冷却されなくなるそうです。
そのように日本の原子力発電所は危険が一杯です。日本人は原子力発電所を運営する能力に欠けています。東電福島第一原発事故現場で活躍している無人ロボットはアメリカ製ですが、かって日本でも無線操縦作業ロボットを研究していたのに、日本の原子力発電所は安全だからロボットは要らないと30億円もかけて作ったものを破棄してしまったのですよ。そんなわけで日本人原子力発電所を運営できません。浜岡原子力発電所の停止も菅首相が決めたように報道されていますが、アメリカの圧力が有ったからですよ。 原子力発電所の緊急時の冷却は海水を使うことになっています。日本の原子力発電所が海岸近くにある理由はそれだからです。 原子力発電所で使う貯水タンクの冷却水は放射性物質が入っている危険性があるので、緊急時は海水を使うのです。
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ありがとうございます。 いや、冷却に海水を使ったのではなく、冷却用水に海水が混入したというニュースなのです。 福島のように故意に海水を使ったわけではなく、計画的に冷却しようとしたのに海水が混じったというのです。
お礼
計画的冷却にもかかわらず海水が混じったなんてことがあるのは不思議ですし、あまりにもお粗末ですよね。 循環する冷却水の配管のどこかに穴があることが絶対だと思われますが「放射能漏れはなさそうだから大丈夫」と言ってニュースは終わってました。 福島のメルトダウンといい、浜岡の海水混入といい、震災直後よりも危険な状況が伝わっているのに、肝心の報道機関は当時ほど報道しなくなりました。 当時は24時間体制で「専門家」が「現状なら大丈夫。大したことない。メルトダウンしていたら大問題だ」と根拠のない主張をしていましたが、状況が明らかになった今になったらあまりにも「臭いものにはふた」という報道姿勢に変わったように思います。