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浜岡原発冷却水対策
- 浜岡原発の冷却水対策はどのようになっているのか
- 津波や地震による冷却水の取得への懸念
- 福島原発事故の教訓を踏まえた対策の実施
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福島第一原発の場合は、原発の機能維持のためには電気が絶対必要であるにもかかわらず、事前の対策が不十分だったため、電源の確保が出来なくなり冷却水の循環が出来なくなってしまったため、やむなく外部から水を注入しています。 しかし、原子炉の入れ物の容量は決まっていますから、外部からどんどん水を入れればその水は、放射性物質を巻き込んで、いずれ溢れて来るのは当然の事。 冷却のために温度が上がり蒸発した水蒸気にも放射性物質が含まれています。 今、福島第一原発では、その放射性物質に汚染された汚染水をどう処理するかが問題になっています。 事前の対策として、冷却水を準備する事は良い事かも知れませんが、可能な限り外部から注水する事無く冷却出来る様にすること。つまり、本来の循環冷却機能をいかに維持出来る様に対策するか(電源はもちろん、ポンプやモーター、配管など設備そのものの機能が維持出来ること)を優先するべきでしょう。 その上で、その本来の冷却機能がどうしても機能出来なくなってしまった場合は、外部から注水する。 但し、外部から注水する場合はその汚染水の処理まで準備すると言う事で無ければなりません。 今までは、今回のような事故を誰も経験したことが無かったため、「想定外」で済まそうとしていますが、今後は、既に今回の事故を経験してしまったのですから、同じような事故は二度と起きないような対策を何重にも施す必要があると思います。 それが出来ないのであれば、仕方が無いので原発をあきらめるしか無いです。
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- usuratonkati
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>福島状態にならぬ、あらゆる想定はしてあるのでしょうか してないでしょう。基本的に津波による電源消失もさることながら 地震による圧力容器の損傷、たぶん格納容器にも異常があると 思います。建屋の燃料プールにしてもはたして?です。 今現在福島で行われている緊急措置そのものが今後原発に必要な 対策のベースになればもう少し安心できるのではないでしょうか。 津波一辺倒の初期報道ですべてが津波による被害でそれさえ 防げれば大丈夫なんて、俗に言う有識者は、どんな頭でそういうことが 言えるのかわからない。中途半端な対策を講じて再稼動はやめたほうが いいと思います。