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「合点承知の助」

「恐れ入谷の鬼子母神」 「あたり前田のクラッカー」・・ こんなような言葉他に何かありますか?

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  • kine-ore
  • ベストアンサー率54% (808/1481)
回答No.1

このような語呂を合わせた言葉のしゃれ「口合(くちあい)」は、江戸では「地口(じぐち)」、大阪では浪花シャレ言葉となって枚挙にいとまもないでしょうが、その内のお気に入り幾つかだけでも。 日光の手前 →今市 …「いまいち」で、今一つ足りない。 草加・越谷、千住の先だよ→「なるほど、そうか、そうか」…相槌の語呂流し。 その手は桑名の焼き蛤 →桑名 …「食わな」い。 親馬鹿チャンリン、蕎麦屋の風鈴、落とすと罰金。 乞食のシャッポ→ ボロの帽子 …破れかぶれ。 炬燵(コタツ)の前で、当たり前 →炬燵にあたっている …当然。 ほとけさまのお椀で、金椀 →カナワン …敵(かな)わん。 猫のお椀で、ニヤワン →ニャンの椀 …似合わん。 蜂の喧嘩で、刺しつ刺されつ →差しつ差されつ …まあどうぞの酒のお勧め争い。 赤子のしょんべん →やや子のシーシー …ややこしい。 うどん屋の釜で、湯ウばっかり →言うばっかり …口先だけ。 うどん屋のカツオで、出汁(だし)抜かれた →出し抜かれた …先を越された。 えべっさんのトンドで、笹焼いてる →恵比寿様のとんど焼き …囁(ささや)いてばかり。 信長の腕(かいな)で、おだててや →織田手(おだて)や …煽(おだ)ててや。 畑の羅漢さんで、はたらかん →畑羅漢 →働(はたら)かん。 黒犬のおいどで尾も白うない →尾も黒い …面白うない。

noname#138063
質問者

お礼

たくさんありがとうございます。 「桑名の焼き蛤」は聞いた事があります。 「ハチの喧嘩でさしつさされつ」はリズムがよく面白いですね。

その他の回答 (2)

  • Pinhole-09
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回答No.3

古い所では 「亀の甲より年の功」 亀甲占いをしていた時代ではないと  思いますが。 「とんだ所へ北村大膳」 歌舞伎の河内山宗俊より。 「とんだ目に太田道灌」 は類似。 碁、将棋などの勝負事では、 前答にある、弥次さん喜多さんの、 王手飛車「その手は桑名の焼蛤」だ、に続いて 「ここに手あろう(洗う)手水鉢(ちょうずばち)」と指されて 「弱ったことに成田山」となります。 ふつうにも「困ったことに成田さん」 はよくいわれ 「かたじけねえ、いただき安兵衛」  「なんだ神田の八丁堀」 は銭形平次などがあります。    

noname#138063
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 たいへん参考になりました。

noname#217196
noname#217196
回答No.2

フーテンの寅さんの口癖だと、見上げたもんだよ屋根屋のふんどし、結構毛だらけ猫灰だらけ。 漫才の西川きよし、横山やすしの台詞では、腹に一物 手に荷物。 小松政夫、伊藤四朗では、悪(わり)いネ悪いネ 悪いネ・ディートリッヒ。勝ってくるぞと板橋区~♪。 夏木ゆたかの口癖で、どんどんよくなる 法華の太鼓。 鈴木棠三『日本語のしゃれ』講談社学術文庫、に古典的なのは数多く紹介されています。上方の例も集めている点、特徴的。多すぎて引き写すのも面倒なくらい。近年、復刊していますから機会があれば読んでください。 高島俊男の『お言葉ですが…8 同期の桜』文春文庫に収録「ははァの三年忌」では、碁の「つぶやきことば」として以下を紹介。 ははァの三年忌。草加越ヶ谷千住の先。来たか長さん待ってたホイ。弱った魚は目でわかる。カッタカッタ(勝った勝った)と下駄の音。また負けの綱(渡辺綱のもじり)。お投げのかばやき。読者の方からの〔あとからひとこと〕には次のものが。さあ大変下女鉢巻きを腹にしめ。さあーて栗橋古賀間々田。びっくり下谷の長慶寺。 合点承知乃スレなんてのもネット掲示板にはありそうですね。

noname#138063
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 紹介していただいた本、機会があれば読んでみたいと思います。 「合点承知乃スレ」、うまいですね!拍手拍手!