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なぜ竹取物語に出てくる5の数字?
なぜ5の数字が出てくる?仏教に5の数字なんか明示がありますか。あるいは 日本人の生活に5の数字どういふうにかんがえていますか。日本文化に5の数字がどんな意味がありますか。
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- TANUHACHI
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これは僕の推測にすぎませんが、「竹取物語」は元々民話にあった題材が一編の物語としてまとめられた作品であり、その中に少なからず中国の陰陽五行説が影響を与えていること。そして「五」という数字は童(わらべ)歌の「かごめ」がモチーフになっているのではないのかな、ということです。「かごめ」は「籠目」であって農村で赤子を野良に連れて行き畑仕事の時などに揺り籠のようにして中にいれて動物などから守る手だてとして使われていました。この籠の文様は五芒星のように見えるとも言われています。 ご存知かもしれませんが、この五芒星は安倍晴明に代表される土御門家の紋であり、土御門は陰陽五行を司る職掌でした。「五」の数字は陰陽五行説では万物を構成する要素として知られています(英語の5th Elements)。民俗学の書物などを調べてみるとオモシロイことが分かるかも知れませんね。
- ADATARA
- ベストアンサー率43% (583/1345)
こんにちは! 競輪ブログを書いている者です。 竹取物語は奈良時代初期を舞台にした物語です。 5人の功臣,求婚者5人(5つの難題)など5の数字が出てきます。 <仏教に5の数字なんか明示がありますか。 知り合いにお坊様がいますが,関係ないそうです。 <日本人の生活に5の数字どういうふうに考えていますか。日本文化に5の数字がどんな意味がありますか。 日本文化には直接「5」という数字はあんまり関係ありません。九星の占いから来る数字の「5」だと思います。 生年月日とか方角とかから占う方法ですが,物語が執筆されたであろう奈良時代には現代のようなはっきりした占いになっていまあせんでした。 1 2 3 4 (5) 6 7 8 9 ↑これは九星占いの原型です。(5)を中心にして1から9までの数字がならんでいます。(5)を経由する数字は159,456,753,852,と合計するとどのラインも全部15になります。縦で147,258,369の数字になります。この147,258,369の数字は今でも暦に何の日かと表記されていることが多いです。九星の占いでは「5」は「地震」をイメージして大凶を意味します。しかし,日本人の生活では,直接「5」という数字で嫌われるのではなく,方角とか行いなどで凶を内容とする運勢になっています。競輪では妙に同じ数字が続くレースが実際にあります。37,17,53,39などと3が続いたり,12,31,17,19などと1が続くことがあります。九星の占いを調べると,147,258,369のどれかのグループの数字が出やすい日になっています。これは暦の見方を少し勉強すると分かるようになります。 なお,九星には色があって,今でも,1が白,2が黒,5が黄,9が紫と競馬の枠の色や競輪の車番,ボートレースの枠の色として定着しています。 ただ,真意はタイムマシンに乗って作者に聞いてみないとはっきりしません。5つの難題がないと,物語としての一定の長さを保てない事情もあるかもしれません。ただ,物語の結末が,かぐや姫を育てた老夫婦がかぐや姫が月に帰ったあと,血の涙を流して嘆く展開になっているので,九星の占いの原型どおり,「大凶」の5であり,その色も黄色で月の色と同じにしたのだと思います。月の黄色から,九星の黄色の「5」にしたのかもしれません。 今度,競馬の5枠,競輪の5番車の色を見てみてください。 結論として,日本文化というよりも中国から伝来した九星占いの原型の凶といわれる数字が5であることに由来しているものと思われます。今は,細かく発展して,生年月日や生まれた星(月)による今日の運勢のような方になって,私達の生活の中に溶け込んでいます。
- ymmasayan
- ベストアンサー率30% (2593/8599)
5と言うのは5人の求婚者のことでしょうか。 日本の伝統では5は特別な意味は有りません。 指が5本ですので5本の指に入るという言い方は有りますが これも日本独特かどうかわかりません。 5は中国の陰陽思想の影響を受けたのでしょう。 奇数(陽)がめでたいのですので。特に9がめでたい。 日本では9は「苦」と同じ読みなので嫌われます。 1月1日・・元旦 3月3日・・ひな祭り 5月5日・・こどもの日 7月7日・・たなばたまつり 9月9日・・菊の節句(重陽の節句)9が2つ重なってとてもめでたい と言う風に奇数がお祭りになっています。 竹取物語でも3,5,7の中からお話の長さに 丁度よさそうな5人を選んだのでしょう。