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ニコチンの離脱症状
禁煙の離脱症状の種類はたくさんありますが、その中で私は「眠気」と「ダルさ」が強くでています。朝、起床しても30分ぐらいで眠気に襲われ二度寝をし、午後は眠気に勝てず3~4時間昼寝をしてしまいます。夜は夜で眠くなってしまい早く寝てしまいます。起きているときもトイレに行くのもダルくて動けません。このような禁煙に伴う強力な「眠気」と「ダルさ」を解消・軽減した経験があるかたがおりましたら、また、その方法を知っている方がおりましたら教えてくださいませ。そもそもなぜ禁煙で眠気やダルさがおこるのでしょうかね~。
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> そもそもなぜ禁煙で眠気やダルさがおこるのでしょうかね~。 おそらくご存じだと思いますが ニコチンは体内でアセチルコリン様の働きをする物質です。 アセチルコリンとは心身をリラックスさせる物質です。 (喫煙すると ほーっ と落ち着きますし,冷静になれます。) ニコチンをある程度長い期間摂取していると 自分自身でアセチルコリンを作り出せない脳になってしまいます。 そういう状態でニコチンを絶つとアセチルコリン不足で 心身ともに穏やかでない状態になります。 (イライライライラする。落ち着かない。) これがニコチンの表だった働きであり 大きな離脱症状の原因です。 しかし ニコチンの働きはそれだけではありません。 アセチルコリン様のはたらきをするとともに ドーパミン(ドパミン)の分泌を促進させます。 ドーパミンは中枢神経系に存在する神経伝達物質で,快の感情を生みだし,意欲をわきたたせる働きがあります。 また覚醒作用もあります。 ニコチンをある程度長い期間摂取していると ニコチンなしではドーパミンを作り出せない脳になってしまいます。 (ニコチンという背中を押してくれるキッカケがなくなるためドーパミンの分泌ができなくなる。) そういう状態でニコチンを絶つとドーパミン不足で ムヤムヤとした不快感ともに覚醒できない状態になります。 (ボーっとする。眠たい。) ニコチンは快楽物質であるとともに 「リラックス&覚醒」という二面性を持つ恐ろしくてタチの悪い麻薬です。 ご質問の離脱症状である「眠気」と「ダルさ」の原因はこちら(ドーパミン不足)でしょうね。 私の経験から言えば 禁煙後真っ先に アセチルコリン不足 の症状が出て その症状と入れ替わるようにその1~2週間後くらいから ドーパミン不足 の症状が顕著になりました。 禁煙開始後1ヶ月くらいまで ドーパミン不足 の症状が続くと思います。 > 強力な「眠気」と「ダルさ」を解消・軽減した > 経験があるかたがおりましたら、 これには自信がありませんが とにかく寝てはならない重大な仕事はしない方が良いと思います。 (私はそういう暇な時期を選んで禁煙しました。) あとは, コーヒーとコーラとカフェイン入りガムの入れ替わり攻撃ですか。 カフェインなんておもちゃみたいな物で,ニコチンのガツンには決してかないません。 かないませんが覚せい剤を打つわけにも行きませんし, なんとかカフェインのガンガン摂取で誤魔化していました。
お礼
ありがとうございます。理論的で大変良くわかりました。ドーパミン不足なんですね。効果があるかどうか分からないところですが、カフェインを取ってみます。