- ベストアンサー
硝子体手術後の見え方について
4月5日に糖尿性網膜症で、硝子体手術をしました。 術後2週間経ちますが、ほとんど視力が戻りません。 主治医の話では、ガスが抜けてくると徐々に見えてくると言われましたが、まだ見える気配がないです。 一般的に手術でガスを入れた場合、どの様にガスが抜けて、視力が戻ってくるのでしょうか?? 教えてください。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
両目に同じ手術を受けました。 術後2週間でまだガスが抜けていないということは、六フッ化硫黄(SF6)ではなく八フッ化プロパン(C3F8)を入れたのでしょうか。とするとかなりしっかりと網膜を押さえつける必要があったのかもしれません。C3F8の場合は、自然に抜けるまで待つ場合もあるし、網膜からの出血が治まって状況が落ち着いたのが確認できたら水に置き換える処置をする場合もありますが余談です。 さて、硝子体手術を受けてガスを入れた場合、最初は気体100%ですが徐々に房水によって眼内が満たされ、同時に気体は血液などに吸収されていきます。 水は眼の底からたまっていきますが、網膜の見え方はご存じの通り上下左右が逆ですので、上の方から水の線が降りてくるように見えます。眼の中の水が60%から70%近くなったら、水の線がちょうど視界の半分くらいにくるイメージです。水が90%位になると、水の線はほぼ消えて、今度は気体の残りが黒い丸の形となって見えます。(泡のようなものです)黒い泡は徐々に小さくなり、数日で気づかないうちに消滅します。 さて、視力の戻りですが、これは症状によって様々です。 単に網膜剥離での手術の場合だと、満水になってガーゼを取り、退院許可が出る時点で結構クリアに見えることが多いです。 ただし、あなたや私のように網膜症で手術を受けた場合、少量ながらも新生血管からの出血が完全には止まっていないことが多いです。従って、満水になっても白く曇った感じで濁りがあることがままあり、その場合視界がクリアとはいかないこともあります。この時は出血が引いて濁った水が置き換わるにつれて徐々に視界はクリアになっていきますが、期間は数週間から1、2ヶ月程度と様々ですので一般的なことはいえません。 もう一つ、硝子体手術が必要なほどの網膜症なので、手術中にたくさんレーザーを打たれたと思います。これはさらなる悪化を防ぐためにどうしても必要な措置ですのでしょうがないのですが、術前と同じ視力が出るとはあまり期待しない方が良いです。また、術後の視力が安定するには数ヶ月から1年ほど見ておいた方が良いです(これは説明を受けたはずです) 今はうつぶせや横向きを指定されている時期だと思いますが、しっかり指示を守って気体を網膜に押し当てるようにがんばってください。
その他の回答 (1)
入れたガスにより抜け方は変わります。Sf6では10日ぐらいかかりますが、2週間はちょっとないですね。 もしかしたら硝子体出血をきたしているのでは、手術の後によくおこります。 まあいずれにしても安静にしていることですな、視力がもどるかどうかは糖尿網膜症の程度にもよりますのではっきりとしたことは言えません、ガスは組織内吸収で減っていきます。 いずれにしても硝子体手術を必要とするまで網膜症をほっといたことが一番あなたにとってマイナスだと思います。