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幼虫に別の名称を付けるのは何故?
モンシロチョウの幼虫は「青虫」、トンボの幼虫は「やご」というみたいですが、どうして幼虫に別の名称を付けるのでしょうか?
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日本民俗学者の巨人柳田國男によるの、日本の殆どの虫の名前は子供によって付けられ、それが後で大人に容認された経路を辿って来たそうです。例えばデンデンムシは、元々はこの虫を捉まえて出ろ出ろと言って遊んだ子供達が、デロデロムシと言ったのが起こりなどです。 子供には人から教わるまでヤゴがトンボの幼虫だったり、青虫がモンシロチョウの幼虫がだったりすることに気が付かないのが普通です。従って、子供はその虫に成虫とは当然違った名前を付けた筈です。要するに、日本の虫の名前は、それを研究していた学者さんや外国人から、これは何、そしてこれは何の幼虫である、なんて教わる前からちゃんと日本語としてあったのです。 もし貴方がまだ子供だったら、今度見付けた虫に貴方の思いのままの名前を付けて呼び習わしてご覧なさい。もしその名前の付け方が見事だったら、運が良かったら皆もそう呼ぶようになり、数十年、あるいは百年後には、その名前を使う人が一杯出てくるかもしれません。そんな形で貴方がこの世に生まれたと言う証拠が残るなんて、素敵ですね。 私達はもうどの子がデロデロムシと呼び始めたかは解らなくなっていますが、その人はデンデンムシの中に今でも生きているんですね。
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- cliomaxi
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カマキリやコオロギの様な不完全変態の場合はパッと見た目幼虫かどうかも分り難いので幼虫の名前のある無しの線引きはやりやすいのですが、モンシロチョウのように完全変態の昆虫でもアゲハチョウやカブトムシの幼虫には「アゲハチョウの幼虫」とか「カブトムシの幼虫」とか呼ばれ、青虫やヤゴのような明確な名称はありませんね。 まとめて「イモムシ」的な呼び方はありますが。 青虫とヤゴ、他にはウスバカゲロウの幼虫はアリジゴク、ハエの幼虫のウジ、昆虫では無いがカエルの子供はオタマジャクシと言う具合に、成体と幼体の見た目が全く違い、更にその中でも人の目にふれる機会が多いものに名前が着いているのでは無いでしょうか。(アゲハチョウはやガは例外なのかな?) 青虫はよく目にしますが土中で暮らして羽化する時にしか姿を見せないセミやカブトムシ等には無い。 以上単なる推測です。
お礼
確かに幼虫の名前が違う昆虫は身近な気がしますね。 しかし、何でわざわざ名前を変える必要があるんだろう? 回答有難うございました。
- my5-12
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そもそもが全く別の生き物だからでしょう。 ヤゴには「水の中のさそり」という意味があります。 間違ってもモンシロチョウの幼虫は水の中にいないし、ましてやさそりでもないですよね(笑) ヤゴはさそりのような格好から、その名前がつきました。 広辞苑で調べると出てきますよ。
お礼
回答有難うございます。 しかし、自分が知りたかったのは青虫とヤゴに別々の名前を付ける理由ではなくて、幼虫と成虫に別々の名前を付ける理由なんですが・・・
お礼
なるほど、子供達が名付けたのですか。 確かに子供にとっては別物にしか見えませんね。 回答有難うございました。