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原子力発電所の運転に関する県の審査許可権限
まず、福島県での原子力発電所の事故による地域の皆様の御心痛は私には察するに余りあるものと承知しております。このような状況の中、心情としては非常に心苦しいところ、あくまで仕組みの話としてお伺いしたいのですが、原子力発電所の運転について、その立地する都道府県、ないし地区町村には設計の審査、運転の許可権限が与えられているのしょうか。また、それら地域には、プラントの設計条件も含めて事業者からどの程度の情報が提供されているのでしょうか。 伝承も含めて、過去の地震や津波に関する情報を一番蓄積しているのは、地域の機関かと思いますが、電力会社の設計条件を見ると、明らかにその地域の過去の最悪の条件を反映していません。 したがって、地域の方が設計条件の審査を行う機会があったか、あるいはそれを求めたかどうかどうか、また、不足を感じた場合には是正を要求したかどうかということは、他の自治体で発生している損害の責任の所在に関係して来るものと思います。
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- onioni1999
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- shaikencenter
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お礼
ご回答ありがとうございます。 設置そのものを拒否する権限はあるとのことですので、それを踏まえて過去の経緯等、これからよく勉強いたします。 > 現在あるのは「過去の記録よりも高い想定をすべきだった」という議論だけです。 福島県の県境を境にすれば過去最大は織り込まれていたということなのですね。 とすると、結果的に「その地域の最悪」を設計条件の一部とするという考え方に問題があったように感じました。海底の深いプレートのどこかで起きる地震に「県境」も「東北地方」も「関東地方」も関係ありませんし。 ご教示いただき、それであれば少なくとも境界条件を十分に広くとって「立地するプレート上で起きた過去最高」か、出来ることなら「地球上で起きた過去最高」を基準として更に2倍くらいの安全率を掛けないとなあと感じました。過去最高が更新される前の記録はそれまで過去最高だったということで。 これから勉強させていただきます。