• ベストアンサー

大規模停電でなく少しずつ停電することはできない?

最近節電が広く求められています。 その理由として、電力の使用量が供給量を越すと突然大規模停電が起きる、とかいうようなことが挙げられています。 電力の使用量が供給量を越した場合は、少しずつ停電させるとかすればいいように思うのですが、そうしたことは難しいのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • wild_kit
  • ベストアンサー率32% (581/1804)
回答No.3

 発電所の電気供給は、建造物などの「**Kgまでの引っ張りに耐えられます。」に似ています。 図で青く描いてあるのが建造物(発電所)とします。 建造物と引っ張る人(電気利用者)を直接つなぐと、引っ張る力(需要量)が耐える力(供給量)を上回った時に建造物(発電所)が壊れてしまいます。 そうなると困りますので、建造物の周りに茶色い枠を作り、そこに吊り輪を付け、その吊り輪に赤いロープを付けます。 これらが送電施設に当たります。  さて、利用者がみんなで引っ張る(電気を使う)と、どうも耐えられそうにないとしましょう。 その場合、真ん中の図のようにあらかじめある場所を使えなくして、利用してもらうようにします。 これが『計画停電』です。 そうしたことをせず、利用者の引っ張る力を全部あわせたものが、建造物の耐える力より大きくなったとしましょう。 すると右の図のように途中に作った弱い部分(吊り輪・枠)が外れて利用できなくなります。 これが突発的な停電です。  昔は突発停電であってもそれほど支障はなかったでしょう。 しかし現在は急に電気が止まると非常に困ることが多々あります。 例えば、コンピュータのデータがおかしくなることもあるでしょうし、パン工場の製造途中で停電すると商品が駄目になります。  おっしゃられている「少しずつ停電」というのが、そうした区域を作るということであれば、その区域内で先にあげたような不都合が出るので苦情が出ます。 それで『計画停電』として、「停めるかもしれませんので、備えておいてくださいね。」と知らせているわけです。 或いは「100V/**Hz」という定格を落とすということでしょうか?? これを行なうと支障が出る機器もありますので、広い範囲からやはり苦情が出ます。  一番安全確実なのは利用者の引っ張る力を抑え(節電し)て、利用することなのです。 お分かりになりましたでしょうか??

noname#225659
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 「そうした区域を作る」とか、「「100V/**Hz」という定格を落とす」が、私のイメージする「少しずつ停電」に一致します。 確かにこれはこれで苦情がでますねー。

その他の回答 (4)

  • U-Seven
  • ベストアンサー率56% (557/986)
回答No.5

ANo.1さんへの補足で >電力の要求量が供給可能量を越したら、単に供給可能量だけを供給して、 >越した分は供給しないという方法はとれないのでしょうか? 『総量』だけで考えると常に不利な状況になる人がいるかもしれない。 電気は目に見えないので、仮に水道で考える。 一定の量以上には水道水を供給しない、そうすればその範囲内に使用量が収まる。 という考えですよね。 距離的に給水所に近い人は十分に水が使えるが、供給量が一定だとすると距離が遠い末端ぐらいの人は途中で水を使われると水が届かない。 これが常に起こる事になる。 特定の人だけが常に不利益を被ってしまう。 それを防ぐには、給水所に近い人に対して半日給水禁止とかを行い、遠方まで水を行き渡らせる必要がある。 つまり計画停電と同じ事を行う。 電気も同じで、総量で釣り合いが取れていれば良いという事では無い。 また供給可能量を超す前に手を打たなければならない、超えたら終わり。 従って事前に停電の計画を立てておくことになる、それも輪番制で。

  • jkpawapuro
  • ベストアンサー率26% (817/3047)
回答No.4

先日の計画停電がご提案のものそのものですよ。 需要がまかなえる場合は停電無し、不足したら一グループ停電、さらに不足したら二つ目のグループ停電。 需要がまかなえる場合は停電無しとする旨きちんと伝えていなかっただけです。 グループの分け方が荒すぎるとか、なぜか真っ先に電車を止めようとしたとか、あえて経済を潰そうとした点が異常ですが、制度の趣旨じたいはご質問のものと同じです。

  • ohkinu1972
  • ベストアンサー率44% (458/1028)
回答No.2

電力負荷は常に変化していますので、ふとした拍子に負荷が供給量を上回ることになります。 発電機は容量を超えてしまうと故障してしまうので、負荷が一定以上になると停止してしまいます。 もしどれか1台が停止すると、それが供給していた分は残りの発電機が負担することになり、耐えきれなくなった次の1台が停止します。 そうして次々に停止し、大停電になってしまいます。 いったん止まった発電機はすぐには起動できないものも多いので、 復旧するにはそれなりの時間がかかってしまいます。 超える直前に少しずつ停電させるというのは、不可能ではないですが、瞬時に実施する必要があり、実際の電力網はそうはなっていないため、現在のような計画停電のやり方になります。

noname#225659
質問者

お礼

ありがとうございます。 計画停電はやむを得ないという気がしてきました。

  • szk9998
  • ベストアンサー率45% (1027/2242)
回答No.1

>電力の使用量が供給量を越した場合は、少しずつ停電させるとかすればいいように思うのですが、そうしたことは難しいのでしょうか? それが計画停電(輪番停電)というのですが・・・ 現状でも使用量を予測して、大丈夫そうなら停電を回避しているわけですよ。 電力使用量が供給量を越してしまうと、送電システムが損傷する可能性があるわけですよね。 だから大規模停電&通電までに時間がかかることになります。 そうならないように、事前に停電を実施してしまい、使用量を抑えるわけですね。 そういうことをお聞きなんでしょうか?

noname#225659
質問者

補足

私の質問の仕方が不十分だったようです。以下のように質問し直します。 計画停電などせず、電力の要求量が供給可能量を越したら、単に供給可能量だけを供給して、越した分は供給しないという方法はとれないのでしょうか? こうすれば少なくとも供給可能量だけは使い切れるように思うのですが…。

関連するQ&A