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献血時のHIVウィルスキャリアへの通知
献血をすると、肝炎ウィルスキャリアにはその旨を通知するそうですが、HIVウィルスキャリアには通知しないそうです。どうしてでしょうか。知らずに献血を続ければ、その献血に関わる人々の労力及び血液が全て無駄になると思います。献血スタッフに聞きましたが、明確な理由は得られませんでした。何方かお教えください。
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献血での検査で感染が判明すると、血液センターから電話で来所を求められます。そこで医療機関の紹介を受け、医療機関に於いて再度の血液検査を行うことになります。医療機関で感染が判明すると、医師が直接、感染告知すると同時に投薬治療と精神面のカウンセリングが開始されることになります。血液センターのデータベースには献血不可と登録されるため、以降、献血しようとしても受付段階で断られることになるため、知らずに献血は続けられませんし、無駄に採血され捨てられ続けるなんてことにもなりません。献血で告知をしないのは、告知が軽いものではないからです。精神的ケアも同時に必要になるため、専門の医療機関の医師が直接告知をするのです。また、感染の機会があって初期の一定期間は、検査で判明しない(ウインドーピリオド)ため、献血では通知しない、としています。検査で判明しない期間に献血されると、検査を擦り抜けて患者に輸血される危険が高まるため、検査目的の人には、匿名・無料で保健所で受けられます、と呼び掛けているのです。
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- php504
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検査目的での献血を防ぐためではないでしょうか 結果を教えるとHIV感染の疑いが強い人の検査目的での献血が増えて検査をすり抜けるHIV混入血液も増えることが予想されます
お礼
回答ありがとうございます。 確かに、私も思いました。 只、本人は気づかず手遅れになってしまうのが残念です。 他人の病気の助けになればと思う行為が、本人の病気の助けにはならないなんて理不尽な気がします。
お礼
詳しい説明ありがとうございました。 やはり、おっしゃられるような対応を関係各所がとられるのではないかと思っていました。 献血ルームの職員の方に伺っても、明確な理由を聞くことができなかったのでこちらに質問させていただきました。