国会答弁、政府側に質問に答える義務を課すべきでは
一般の方の素朴な気持ちを知りたいので、敢えてこのカテで質問させていただきます。
国会質問をよく見ることがあるのですが、質問者の質問に「いいことを訊いてくれた。政府はどう答えるのだろう?」と大いに期待するのですが、ほとんどの場合、政府側の答弁からは何も得るものがありません。これは、要するに、質問に答えていないからなんでしょうね?
「私の質問に何一つ答えていないと」先日もある議員が不満を漏らしていました。以前は「総理!質問に答えて下さい!」とひつこく食い下がる議員もいましたが、最近では、「都合の悪い質問には政府は答えない」と質問者側も納得してしまっている様子です。
結局庶民が本当に知りたいことには、何一つ答えないまま質疑が終わることになります。
しかし、こんな質問答弁ならいくら時間をかけても意味がありません。
これで十分審議を尽くしたなどと言われたら、ふざけるなと言いたくなります。
それで、質問に対して、逃げず、はぐらかさず、正に質問そのものに答える義務を政府側に課すべきじゃないでしょうか?
質問に答えた答弁かどうかは、言語学者、心理学者などを国会内に入れて(勿論、御用学者はダメです)判定してもらうのです。質問者から「私の質問に答えていない」という異議申し立てがあれば、専門家がその場で判定するのです。
質疑は、真実を明らかにするため、知らなかったことを知るためにあります。真実を隠すため逃げ、はぐらかす答弁を許していたら、国会質疑の意味がありません。我々はこの質疑にだって血税を払っているのです。
世界中、どこの国会でもやってないことかも知れませんが、権力と言うものは国民を騙し、自分のやりたいことを押し通してやりたがる習性がありますから、是非、これは必要なことだと思います。
まあ、アベさんのことですから、こんなことになったら、必死に御用学者を掻き集めるでしょうね。そうはさせない手立てはその時考えましょう。