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放射性物質予測、公表自粛を 気象学会要請
- 放射性物質の予測について、気象学会が公表自粛を要請している。
- 新野宏理事長(東京大教授)の行動に対して、意見が分かれている。
- 海外からの予測が公開される中で、税金の使い道に疑問を持つ声もある。
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1です。コメントありがとうございます。 私が気にしているのは、この記事のネット上の反応が、この先生の批判一辺倒なところなんですよね。しかも、「学生指導で問題あり」とか「実際に討論したけど頑固で話にならなかった」とか、実際の別ルートの情報があればいいのですが、ブログなどでの記述も、元ネタは新聞記事だけ、というのが気になります。 >情報公開がなされていないことが、証明していると思います。 >大きな危険が少ない外国がやっているのに。 一番まずい可能性としては、この先生は国からの情報公開に関する交渉を自分の人生を賭けてやっているのに黙殺、それどころか、そういう無責任な人間から情報隠ぺいの首謀者に仕立て上げられている・・・という可能性でしょうか。 少々古い論文ですか、この先生の論文の中に、竜巻の予報・警報を取り扱っているものがあり、そこには、 『公衆に対する正確かつ迅速な警報の伝達は多くの人々の生命を救ってきた実績があり、警報は最優先で取り扱うべきである。』 という記述があります。もし今でもこの先生のポリシーがそのままで、かつ実践派として活動しようという意思を持ち続けているのであれば、実は我々の知らないところで相当頑張っているのに、我々はそれを知らないどころか・・・という可能性もあります。 http://dpo.aori.u-tokyo.ac.jp/dmmg/people/niino/paper/JWE1991_49_41-45.pdf まあこれも可能性ですし(ここには、異なった複数の警報を問題視する、今回の記事の原因ともなった記述も見られる)、私の推測が単なる想像で終わってほしいところではありますが。
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- isaokunn
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基本的に国民も記者も素人です。いくら専門的なことを言われても解りません。 放射線が漏れた、海に放出するとなれば不安になります。 仮定により結果は相当違ってくると思います。条件が違う複数の結果を見ても素人には何が正しいか判断できません。 今の段階で情報を無秩序に開示することがいい事だとは思えません。 今は学問などと悠長に言われも困ります。遠くに住んでいる人は別でしょうが シュミレーションは、する人の意思が働きます。 交通量の将来予想、航空需要の将来予想・・・あてにならない。 表に出てくる時はしっかりとした情報を流してほしいです。これは研究ではなく緊急事態なのです。 おどろおどろしい音楽で面白おかしく報道する内容ではないです。
お礼
交通量の将来予想、航空需要の将来予想 は人間の心が大きく作用します。 シュミレーションと言う科学の使い方の間違いです。心は科学では計れません。 天気予報をどう捉えるかで、遠足中止や傘をもっていくなど あると思います。 >表に出てくる時はしっかりとした情報を流してほしいです。これは研究ではなく緊急事態なのです 緊急事態だから処理しないで、すばやく流すべきです。 避難区域などは、シュミレーションで判っていたはずです。 >基本的に国民も記者も素人です 素人でもわかるのがシュミレーションです。
- takechan5757
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逆にどんどん公開して、実データとの違いを修正して、 正しいシミュレーションができるようにすべきではないかと思います。
- pullmandsg
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学会ホームページの新野氏の声明は、学会員に情報公開を禁じているわけでもなく、 「マスコミの電話取材などに対し、うろ覚えの知識で応対するような事に気をつける事」 と至極真っ当な事を言っているだけ・・・とも解釈できます。 本当は記者に半日くらいは予習してもらって、その上で2時間くらい時間をかけて、情報の背景になる知識の議論を交えながら取材という形態が理想なのですが、マスコミ関係者ってそこまで忍耐力がないんですよね。有名教授の名を借りて、電話で簡単に取材しただけで刺激的な言葉を切り継して記事を作ったりするので、問題ある記事が量産される傾向があります。 記事に出てくる他の先生のコメントも、新野氏の声明を読み込んだうえでの批判であればよいのですが、電話取材の中で、記者があれこれいうので、さっと元記事を見ただけで述べたコメント(=記者の誘導尋問)・・・という可能性があります。そもそも、記事自体が、記者の個人的な感情から生まれた可能性もあるかもしれません(ぶっきらぼうな態度で電話取材しようとして「不勉強な人間に教える事はない」と怒られたとか・・・そこで詫びを入れて丁寧に取材すると良い記事が書けたりするのだが)。 まあ、ここに書いた事は一つの可能性で、学会によっては存在する保守性とか、この先生の性格が悪い方向に働いている可能性も否定はしませんが、問題ありと断定するには背景の情報(この先生の人となりとか研究の姿勢とか)が不足しているように感じます。
お礼
読んでいてドキとした部分か゛ありました。 考え込んでしまいましたが、原点に返って 情報公開がなされていないことが、証明していると思います。 大きな危険が少ない外国がやっているのに。 >まあ、ここに書いた事は一つの可能性で、学会によっては存在する保守性とか、この先生の性格が悪い方向に働いている可能性も否定はしませんが に甘えさせてもらいます。
お礼
『公衆に対する正確かつ迅速な警報の伝達は多くの人々の生命を救ってきた実績があり、警報は最優先で取り扱うべきである。』 この言葉は学者として人格が偲ばれます。 理数系とは真理の追究ですから、自分の行動が整合性があるかをいつも 考えられていると思います。 ただ 学者 知識人 有識者として、政治に参加するときに、利用され妥協しても反対しても、私たちが知ることはできません。 最高裁判所の大法廷 小法廷の様に少数意見を発表があるならばよいのですが、科学に於いて多数決はありえないのです。 光は波である。光は粒子であると学説は分かれていましたが、学説のときは良いのですが、それにもとずいて、国家の指針となるときは、もんだいです。 >自分の人生を賭けてやっているのに黙殺、それどころか、そういう無責任な人間から情報隠ぺいの首謀者に仕立て上げられている・ この件は 正しいでしょう。 役人の対応は、信じられませんから、経験より。 私は学者が好きだから、専門化としての名前を使うときには責任を考えて 行動には注意をしてほしいと思うのです。