- ベストアンサー
神経初代培養のコーティングは何がいいですか?
- マウス胎児の大脳初代培養を行っております。プラスティックのDishではうまく接着するのですが、PLLコート済みのカバーガラス上ではほとんど接着しません。
- 神経初代培養の文献を調べた結果、PDLやLamininの使用が推奨されていますが、PLLと大差はないという意見もあります。
- 良いカバーガラスのコーティング方法として、PLLからPDLやLamininに変えることを検討することができます。改善効果が期待できます。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
昔、小脳の初代培養を腐るほどやってました。 コーティングですが、リジンよりオルニチン(poly-L-ornithine)が良好です。 希釈溶液はボレートが良いと言いますが、ボレートの洗い残しに神経細胞が敏感なので超純水がベストです。 洗いは4回程やった方が良いです。 カバースリップですが、ガラスはプラスチックに比べてかなり難しいです。 ガラスにも培養用ってのがあります(マツナミさんで調べてください)ので、そちらを使わないとグリアしか吸着せず、 神経細胞が吸着したとしても、ブリッジ(糸のように引き合う)が形成されるだけになります。 ガラスでなくてはならない理由がなければ、住友ベークライト(スミロン)のセルデスクを試すのが良いと思います。 低蛍光タイプ(LF-1)もあるので、蛍光顕微鏡観察にも影響なしだし、耳がついているのでピンセットで簡単に扱えます。 頑張ってください。
その他の回答 (2)
- otx
- ベストアンサー率44% (256/576)
このような悩みは多くの実験者が体験していることかと思われます。 どれが一番良いかは、やはり試すしかないということに尽きると思いますが、 選択肢として コラーゲン http://www.nitta-gelatin.co.jp/products/labo/cellmatrix.html や コート用の各種、及びコート済み製品 http://www.bdj.co.jp/falcon/index.html などを考えるといいと思います。
お礼
結構高いものが多いのであまり色々はためしづらいです。 しかし何故研究室によってこうも最適条件が違うのかな。。。
- otx
- ベストアンサー率44% (256/576)
このような悩みは多くの実験者が体験していることかと思われます。 どれが一番良いかは、やはり試すしかないということに尽きると思いますが、 選択肢として コラーゲン http://www.nitta-gelatin.co.jp/products/labo/cellmatrix.html や コート用の各種、及びコート済み製品 http://www.bdj.co.jp/falcon/products/1f3pro00000sggun.html などを考えるといいと思います。
お礼
住友ベークライト(スミロン)のセルデスクで出来ました。ありがとうございます。
お礼
めちゃくちゃ参考になります!! 早速セルディスク使ってみます。ありがとうございました。