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培養について
分離培地にて指定の培養時間が過ぎたものはどのように対処したらよいでしょうか。 また、培養時間が過ぎてから現れたコロニーは、様子が似ていたとしても目的の菌とは違うと考えてよいのでしょうか。
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質問者が選んだベストアンサー
対処がどういう意味なのか分かりにくいですね。 とりあえず菌の植え継ぎは最高の状態のものを釣った方が良いと言われています。 もちろん何の目的で使用する菌であるかで時間の厳密さも変わってきますが。 遅れてく増殖する菌があっても、保存されていた菌の状態にもよるので一概に違うとは言えないですが、 使用しないことが一般的です。
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- notime
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冬眠と同じようなものです。 微生物の活動を抑えるためです。常温で保存するより死滅に向かう時間を遅らせることができ ますよね。また植え継ぎを繰り返すと遺伝子型が変化していきデータが不正確になりますので、 長期に渡る実験ではグリセロールストックなどを使用してください。ちょっと目から鱗状態 というのは恐いので、操作前に実験書をご精読されることを願います。
お礼
大変参考になりました。実験書等で勉強します。
- notime
- ベストアンサー率39% (18/46)
当然、扱われている微生物によって適した培地など方法が異なりますので一般的なものを。 好気性細菌には平面培地ではなく斜面培地がよく用いられます。嫌気性微生物では高層寒天培地へ 穿刺培養が一般的のようです。方法は平面培地で単一コロニーを白金耳などでかきとり、培地へ 直線、ジグザグになるように塗布します。植え継いだ菌株は最適生育温度より低い温度で保存 します。多くは4℃低温室でだと思います。 植え継ぎ期間も微生物によって大きく違いまして、乳酸菌などは2週間と短いものもあります。 あまりに保存が長くなる場合は、凍結乾燥保存、グリセロールストックから再度おこした方が 良いと思います。 操作は微生物実験書に記されているのでそちらを再度参照することをお勧めします。
お礼
とても参考になりました。目からうろこ状態です。 植え次いだ菌は、低温で保存するのはどういう意味があるのでしょうか?
- 1fan9
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いくつか方法があるとおもいます。 目的の菌の形が分かっているなら、顕微鏡で確かめる。目的の菌の発するにおいがわかるなら匂いをかいでみるなどがあると思います。粒子計測装置などがあるのでしたら、粒子サイズのピークを見て、目的の菌以外のところにピークが出ていたら目的外の菌が混じっている可能性があります。 菌が混じっている以外に、目的の死んだ菌が混じっている場合もあります。
お礼
菌も粒子計測できるんですね。。ありがとうございました。
- tunertune
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何の培養ですか? ものによっては染色性などがかわってきたりします。
補足
サルモネラ(DHL)です。所定の時間ではなかったコロニーが、そのまま培養機に放置しており2日経ってみたら黒色のコロニーがでていました。わけあって確定検査はしていません。 一般に培地は所定の時間を過ぎても有効なのか、所定時以外に現れる菌はどのようなものか、が知りたいです。
補足
対処、は、信用できるるのか否か(確定検査をする意味があるのか?)という感じで使いました。 お手数ですが、一般的な平板培地への植え次ぎの仕方を教えてください。