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カタカナ語は日本文学にプラスに働くと思いますか?

カタカナ語は日本文学にプラスに働くと思いますか? 日本語の小説を読むと大体は漢字仮名交じり文で書かれていて、カタカナの使用は控えていると感じています。今、新語としてカタカナが非常に増えています。カタカナ語が更に増えると文学でもカタカナ語の使用が増えることと思います。カタカナ語の使用が増えた文学は現代文学よりも素晴らしくなると思いますか? つまるところ、カタカナ語は日本の文学界に貢献すると思いますか? だいぶ嫌らしい質問かと想いますが、よろしくお願いいたします。

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回答No.2

プラスに働くと思いますよ。 それだけ表現の幅が拡がるということですから。 なんでもカタカナ語にするのは馬鹿ですが、カタカナ語でしか表現できないものがあるのも確かですし。

noname#142902
質問者

お礼

確かにその通りでもあります。片仮名語でしか表現できない物事もあります。『バカとはさみは使いよう』と言いますが(少しとげのある表現ですみません)、どんな物事にも必ず良い面があるとも思います。片仮名語をいかに上手に文学に使うか。それがこれからの文学者に求められる資質かも知れません。

その他の回答 (1)

  • cxe28284
  • ベストアンサー率21% (932/4336)
回答No.1

読む年齢層がカタカナ文字を使う層うであれば必然的に増えてくると思いますが、 作者が信念を持って、美しいゆかしい日本語の表現に拘ってくれたら良いと思いますので、 なるべく使わないで欲しいです。カタカナ語は日本の文学に貢献するとは思いません。

noname#142902
質問者

お礼

確かに片仮名語は日本文学に貢献しないと感じます。 と、いうのも片仮名語は軽く聞こえます。『格好良い』と書けば奥ゆかしさも内包されます。しかし似たような意味でも『スタイリッシュ』と書くと何となく軽率な印象が拭えません。 逆に格好良い印象を与えたい場合には片仮名語は良いかもしれません。『機械』と表現するよりも『コンピューター』と表現する方が現代風で格好良いです。『機械』は『奇怪』と同音なので嫌な印象も含まれるのかと思います。 私も美しく奥ゆかしい表現は日本語なら漢字仮名混じり文だと思います。集英社国語辞典に次のように載っていました。そもそも日本語は何事も曖昧に表現する言語だと。島国である日本では和が最も尊ばれたので断定表現が発達しなかったそうです。物事を曖昧に誤魔化せば争いが起こらずに平和に暮らせます。一方、欧米では戦争が頻発していたので自己主張する文化になったそうです。曖昧にごまかさずイエスかノーを明らかにする、ということです。 片仮名語は英語圏の自己主張言語が元になっているのでどうも繊細さに足りないと個人的には思っています。やはり日本特有、日本の長所である侘び寂びや繊細さを表現できるのは漢字仮名混じり文だと思います。 蛇足ですが英英辞典を読んでいると『差別語』『軽蔑語』が多いのに驚かせられます。国語辞典では差別語や軽蔑語は非常に少ないです。他方英語ではそれぞれの民族ごとに軽蔑語があって驚きます。中国人への軽蔑語。日本人への軽蔑語句。これは『ジャップ』ですね。イギリス人への軽蔑語句。白人への軽蔑語句。黒人への軽蔑語句。英米圏は品が無い、と思ってしまうことすらあります。 またまた蛇足ですが学問には英語は適しています。学問ではイエスかノーかをはっきりさせる必要がある。(と、いうよりも学問はそれが目的です)ので断定言語の英語が適しています。他方で日本語は学問には適した言語ではありません。英語の学習書を読んでいるとしみじみ英語の有用性を感じます。他方で小説では英語は日本語に遠く及びません。繊細さや心理描写の細かさが売りの小説では実用性に長ける英語はむしろ不利です。日本語は繊細さや奥ゆかしさでは素晴らしい言語ですから、小説なら日本語が一番です。たとえば『エラゴン』という小説でも日本語で読むとそれなりに面白いですが、英語で読むとつまらなく感じます。それ程日本語と英語の性格は違います。 と、かなり長いお礼でした。長文、誠に失礼致しました。このたびは回答してくださると供に、この長文を読んでくださって有難うございました。

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