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英語のサイトの訳をお願いします。
この野球の審判のことが書いてあるだろうサイトの内容を、大まかにでいいので教えていただけませんか? 審判の映画がないのはなんで?みたいなことはわかるんですが。 http://latimesblogs.latimes.com/movies/2010/06/jim-joyce-detroit-togers-perfect-game-galarraga-baseball.html
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Why isn't there a great movie about baseball umpires? 野球審判を描いた傑作映画がないワケ? 24 Frames, June 3, 2010 http://latimesblogs.latimes.com/movies/2010/06/jim-joyce-detroit-togers-perfect-game-galarraga-baseball.html 大リーグ選手の悲喜交々を描いたすばらしい映画は枚挙にいとまがない…「フィールド・オブ・ドリームス」、「ナチュラル」、「さよならゲーム」などなど。しかし、先日の水曜日にコメリカ球場で起きた大失態以降、大リーグの審判たちを扱った傑作映画、いや、映画なら何でもいいが、というものがないものだろうか、と首をかしげずにはいられない。 先日の水曜日、ベテラン審判員ジム・ジョイス氏による近年まれにみる判定ミスは、9回2死、クリーブランド・インディアンズのショート、ジェイソン・ドナルド選手の一塁セーフの判定だった。ドナルド選手は明らかにアウト、しかしジョイス審判の判定により、デトロイト・タイガース、アマンド・ギャララァガ投手の完全試合達成が形もなく消え去ってしまった。 プロの審判コールで判定を翻すことは通常はないものだが、ジョイス審判は自分自身の間違いを直ちに認めた。「審判人生の中で最悪の判定ミスだ。あの若者(ギャララァガ投手)の完全試合をフイにしちまった。」ジョイス審判はこう語り、我々は普段見ることのできない人間的な、そして劇映画チックな、側面をゲームというものの中に垣間見せた。 その心中は計り知れないものがあるが、野球審判員たちは、野球ファンたちの歓声と興奮からも、そしてハリウッドからも、一線を画してきた。審判員を描いた映画といって思い起こすのは、ウィリアム・ベンディクス製作の、引退した野球選手が他に仕事の当てがなく、審判員として再生した姿を描いた、60年前の映画くらいだ。題名は「キル・ジ・アンパイア」。この映画ビデオのレンタルは今回の事件以降、デトロイト界隈ではうなぎのぼりだそうだ。 しかし、今回の大事件が如実に示すとおり、審判だって映画のキャラクターとして十分なはずだ。 野球審判を中心に人間模様を描いた映画ならありそうなもの。誰に感謝されるともなくただ渡り歩く審判人生…今回のような失態でもなければ、審判員のことをとやかく気にする人も出てこないぐらい、影の薄い存在、そして内心その役まわりに恨みごとをつぶやきながらも、無表情で判事や陪審員を演じ続けるあたり、まさに「マイレージ、マイライフ(アップ・イン・ジ・エアー)」のジョージ・クルーニーのキャラクターさながら、といった感がある。 あるいは、もっと審判員の影に迫ってみてはどうか。映画「ビッグ・ファン」の路線で。ジョイス審判事件を改めて浮き彫りにしながら、1985年ワールド・シリーズで起きたドン・デンキンジャー審判が起こしタ、結果的にカンサス・シティ・ロイヤルズの勝利をもぎ取りセントルイス・カージナルスを優勝に導いたあの…(更新:おっと、フロイト的失言ってやつか、勿論、正しくは優勝をさらわれたのはカージナルス、もらったのがロイヤルズ)判定ミス。デンキンジャー審判はその後カージナルス・ファンからは執拗に殺人の脅迫を受けるが、このように、血に飢えた野球ファンたちを逃れて隠れて生きる審判を描いたストーリーなら、できそうなものだ。「あの記憶は決して消えない。常につきまとってくるんだ。」デンキンジャー氏はニューヨーク・デリーニュース誌のインタビューでそう語り、ジョイス氏が今後直面するであろう苦悩を物語ったという。 一方、いわゆる陰謀論や汚職事件といったジャンル映画としてなら、スコセッシやコッポラ、ジェームズ・グレイ監督といった傾向のフィルム・ノワールで、審判員が破壊的な集団の標的となるようなストーリー展開も考えられる。審判員の制服を着た彼らは、とどまるところ、試合の行方や結果を左右する特異な立場にあるのだから、その結果として多額の金の行方にも影響をもたらすであろうし、また人々の目にふれないところでとんでもない損害や被害を生み出すことにもなりうるのだから。 今回、審判員にまつわる映画の制作プロジェクトをしらみつぶしに探してみたが、ひとつとして見当たらなかった。しかし、映画プロデューサーや制作会社のトップの面々が、悲劇のヒーローやら、不正の香り、怒れるヤクザ、といった作品を探しているのなら、試作品のストックの山をあさらずとも、テレビで「スポーツ・センター」のニュースでも見てみたら? (スティーブ・ザイチック記者) 記事を読みながらワープロしましたが文章としてあえて推敲はしてません。
お礼
本当に本当にありがとうございます。 丁寧に全文を訳していただいた上、とてもわかりやすい文章で感激しました。 大変お時間を取らせてしまったことでしょう。 本当にありがとうございます。