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高校化学 中和滴定の滴定曲線について
高校2年生です。ある参考書に、 『HCl-NaOH滴定で、中和点の直前での急激なpH変化は(pHジャンプ)は、pHが[H+]の対数(正確には、[H+]の逆数の常用対数)であるから。』 と説明されていました。 つまり、大きい数字であろうと小さい数字であろうと、数字の大きさが10倍に変化するとき、その数字の対数が1変化する。 と考え、納得しました。(ですから、中和点付近で、何か特別な現象が起こるわけではないんですよね?) ここで、もし縦軸に、[H+]の逆数の常用対数ではなく、[H+]の値そのものをとると、曲線の概形はどうなるのでしょうか。 単調減少だろうとは思うのですが、概形が知りたいです。 概形が描いてあるサイトなどがあればそれも教えてほしいです。 ちなみに、横軸は、0.1mol/LのNaOHの滴下量(mL)です。
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- okormazd
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- nious
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この中和反応の本質は、 H^+ + OH^- ⇔ H2O で表せる平衡反応であり、その平衡定数Kは 水のイオン積の逆数である、K=1/Kw=10^14 になります。 この非常に大きなKが、中和点付近に於いて[H^+]の非常に急激な変化をもたらすのでその結果がpHジャンプ の形で現れます。 例えば弱酸と弱塩基の滴定の場合のように、Kが十分に大きくないと殆どジャンプをしません。
- alwen25
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指数関数になります。 値域の範囲が広すぎて(というか細かすぎて)グラフは書けません。 >『HCl-NaOH滴定で、中和点の直前での急激なpH変化は(pHジャンプ)は、pHが[H+]の対数(正確には、[H+]の逆数の常用対数)であるから。』 この参考書は少しおかしいです。 強酸と強塩基を使っているのだから、中和点を1mlでも過ぎれば急激に酸性(あるいは塩基性)になるのは、当然です。