- ベストアンサー
公共工事の不正
公共工事(下水道工事)で設計とは違う製品(設計強度を満たしていない製品)を間違って納入して、現場を確認に行ったら既に問題の製品は敷設してあり工事が進行中でした。上長も交えて協議しましたが、埋め戻しも終わっており敷設した製品を抜き取ることは不可能であること。取り替えた場合工期が大幅に遅れることもあってそのまま(隠蔽)にしておく事にしました。この事が発覚した場合、どのような事に成るでしょうか?(多年度に渡る大きな下水道工事でした) 勿論 発注者も施工業者も何も知りません。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
No-2です。 私は建築士です。同じような世界に住んでます。 くどいとは思いましたが、どうにもやりきれない思いが消えなくて 再度お邪魔しました。 ヒューマンエラーは避けられません。問題はそれが生じた時にいかに行動するか だと思います。 このまま隠蔽して将来発覚した場合、まず発注元の役所の責任が問われますが、 監理不行き届きで処分が下されるだけ。それも役所にとっては大したことはなく、 施工業者へ矛先が向くだけ。 施工業者にとっては寝耳に水だけど、製品を受け取った時の管理不行き届きで 責任は免れません。 信じられないような金額で改修となるでしょう。 それが完了した後、納入ミスをした質問者様の会社へ賠償請求になると思います。 金額も大変ですが信用は地に堕ち、施工業者との取引はそれで終わりになるでしょう。 以上のことを理解していてこのサイトに質問をされたということは、苦悩があったのだと 解釈しています。でもやるべきことはひとつだけ。すべてを明らかにすることです。 どんな方法でもいいですが、今なら間に合うのではありませんか。 そこまで行ってしまえば、上長はもちろんあなたも責任を取らされると思います。 なにしろあなたは知っていたのだから一番罪が重いのです。 あなたの立場は理解できますが、あなたの会社は最終的にすべての責任を あなたに求めて隠蔽事件終了となることが予想されます。 隠蔽をする会社だからそう思われる。 逆に明らかにする会社なら社員を財産と考えて大事にするからです。 職もこれまで築きあげてきた名誉も信頼も誇りもすべてが消え去る、のが 目に見えるようです。 姉歯事件を総括した結果、建設業界の恥部が剥き出しにされましたが、 今回のこの話もまさしく同根だと思います。 隠蔽してそれが発覚しなければめでたしめでたしと思う人はいるでしょうが、 暗い、希望のない残りの人生を暮らしていくのは平気ですか。 犯罪とは違って、隠蔽に時効はありませんよ。 このサイトに質問を寄せたあなたの気持ちが痛いくらい判るので余計なこととは 思いましたが、気を悪くされないようお願いします。大変失礼しました。
その他の回答 (2)
- botamoti
- ベストアンサー率23% (103/442)
まずあなた様の立場が判りません。 納入業者さん? 上長というのもわかりません。 あなた様が納入業者の社員で、どなたかが間違ったものを持たせ、それを納入したが後でミスだったと気づいた。 それを上役に伝えたところ隠蔽となった・・・・でいいでしょうか。 今の損害よりも発覚した後での損害の方が大変だと思います。 それが原因で建物の機能が損なわれた、その結果莫大な損害を被ったので補償しろと言われても仕方ないと思います。 >>>強度不足で事故が発生することはまず考えられないと思います。何故かというと安全率を見ていますので ここであなたが安全率を出してくるのはフェアではありませんし安易な考えです。 違うものが納入されたかが問われています。 普通車を納入する予定が、軽四を納入してしまった。だけど走る分には充分満足していると言うのと同じでは? しかもそもそもそれが必要と判断されて品種が決定された筈。下のランクで工事されたら堪りません。 安全率は設計者が総合的に判断して決定するものです。 今すぐしかるべく手続きを踏んで先方に伝えるべきです。今なら最小限のコストで解決するはず。 伝えた後は向こうに任せればいい。その段階で先方の責任になります。 かえすがえすも最初に気づいたときに伝えるべきでした。 あなたの上役は判断を誤りました。と思います。
お礼
ありがとうございます。 「まずあなた様の立場が判りません。 納入業者さん? 上長というのもわかりません。」 私は製造した工場の責任者です。 製造スタッフから製造段階に間違いがあったことの連絡を受けました。 本来無いはずの鉄筋が製造現場にあり、事の重大さから工場長レベルでは判断が つきかねたので製造部長(上長)に判断を仰ぎました。 後の内容はほぼ回答内容の通りです。 「かえすがえすも最初に気づいたときに伝えるべきでした。」 何が一番ベターなのかは解っていましたが、工期の関係から今更言えないと言うのが 会議の雰囲気でした。 このまま放っておけば、真相は藪の中ですが、発覚したら一大事に成ると思います。
補足
「今なら最小限のコストで解決するはず。」 責任は全て製造メーカーにあります。 住宅及び公共物に関する補償、工事のやり替え・・・数億単位の金額に成ると思います。 それ以上に怖いのが信用の失墜で、今後の営業に大きく影響して来ると思います。
- borg121
- ベストアンサー率6% (363/5466)
強度不足により不測の事故が発生し、不正工事の隠蔽の実体が明るみに出た場合、当時の責任者や関係者が懲戒免職など処断されることになると思います。 なお、こういった事態は、長らくびくびくしていた当事者が「あぁ、もう大丈夫かぁ…」と安堵しかけた頃にいきなり発覚するのが恐いです・・・ 匿名で内部告発しては如何でしょうか。
お礼
ありがとうございます。 強度不足で事故が発生することはまず考えられないと思います。何故かというと安全率を見ていますので 個人的には大丈夫だと思います。ただ問題は図面と違う強度の製品が敷設されていると言うことです。 公共工事の場合、例え安全であっても規定に合った製品でないと会計検査で完全にアウトに成ります。 一般論では大は小を兼ねると言うことがありますが、会計検査ではこれが通用しない事を現場検査で身を もって経験しています。ましてはこの現場の場合は、指定された強度を満たしていませんので言語道断と 言うことです。 発覚した場合、担当者の処分程度ではすまされないと思います。 製品を納入した業者も大変な事に成ると思いますが、発注者である役所は地域住民に対してどう説明する のか?構造物の上には公園であるとか住宅が建設してあり普段の日常生活があります。 表面には出ていませんが、世の中にはこういう現場が存在するのも現実です。 告発は一寸考えさせられます。
お礼
丁寧にアドバイス頂きありがとうございます。 「犯罪とは違って、隠蔽に時効はありませんよ。」 そうなんですよね。 少し頭を冷やして考えて見ます。