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CPMとBq(ベクレル)の違い

CPMとBqについて 時間の基準が分と秒だという点以外の違いがよくわかりません。 GM計数管等で測定された数値は CPM単位で表されるのが適当かと思いますが どの元素からの放射線が計数されたかが同定できないと Bqに直せないように思います。 先のニュースでは、 野菜から測定される放射能がBqで発表されたようですが どうやって測定したのでしょうか? もちろん一般論で構いませんが、お教えください。

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回答No.2

一般論でいいのならばゲルマニウム半導体検出器で測定していると思います。 文部科学省のサイトでもそのように書いてあります ガイガーカウンターとは違いガンマ線のスペクトル分析をする機械です モニタリングポストで測っているGyで出てくる数値をみてもGMではなくてシンチレーション検出器などを使っているのではないでしょうか?(未確認) ちなみに分かっていると思いますが問題はヨウ素だけではないです

sak_sak
質問者

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回答ありがとうございます。 スペクトル分析をする検出器があるのですね (私の学校は化学科だったからか貧乏だったからか古いからかGM計数管でした)。 >ちなみに分かっていると思いますが問題はヨウ素だけではないです セシウムも検出されているということでしょうか? この質問を発問した後くらいから ニュースでは「放射性ヨウ素」などの表記が目立つようになりましたが どうせなら質量数もちゃんと言ってほしいものです (ニュースによっては書いてありますが)。

その他の回答 (3)

noname#154615
noname#154615
回答No.4

GM計数管等で測定された数値はCPMはカウントパーミニットのことで、一分間に計測機がとらえた放射線(宇宙線やベータ線とガンマ線のカウント数を表していると思われます。) BqはDPS(Disintegrations Per Second)のことで一秒間あたりの放射線原子が核崩壊して、別の原子になる数です。各崩壊のたびに放射線を出しますから、放射線の一秒あたりの放出数と考えていいです。 おっしゃる通り、一秒間でいくつの放射線を出すかは核種によって違いますから、核種が特定できないとBqは算出できません。 新聞報道にある「ヨウ素131がなんBq検出」というのは理解できますが、「海水で何Bq」という報道はおそらく主要な放射性物質、もしかすると一つの核種のBqの値かもしれません。放射性元素の定量分析は半減期が長いと時間がかかりますから。 もしある核種がありその放射線の強さBqが測定できれば、その核種の質量を求めることができます。計算は難しいですが、ある核種の放射線の強さBqはその時点で存在する量に比例し、その比例係数は半減期によって求められますから、半減期がわかっていれば求めることができます。 もっといえば、いま問題になっているヨウ素131(半減期8日)の一か月多々tいまの放射線の強さBqがわかればどのくらいの量のヨウ素が原子炉から漏れたのかわかるということです。もちろん原子炉の核反応が停止していればということですが。

sak_sak
質問者

補足

回答ありがとうございます。 核種が分かる方がBqが分かるより先なのですか? どうやって核種を調べるのでしょうか?

回答No.3

19日の段階でセシウム検出の発表があります ちゃんとしたデータを求めたいのであれば厚生労働省、文部科学省、農林水産省のサイトの発表を見るほうがよいでしょう 報道はどうしても分かりやすくを考慮するのですべての数値は載せませんから 20日採取の雑草で131Iが254万Bq/kgの場所がありました。すさまじい降下量です。 ナンセンスですがベクレルが分かっていれば質量は計算できますよ 254万ですから約2兆5千億個の原子でしょうか。 なので質量にしたら5.5*10^-10g 100億分の5.5g かな? 間違っていたらすみません 質量よりどちらかというとシーベルト換算のが重要です 懸念はストロンチウム。これだけの放射量があってストロンチウムはないんでしょうか? それとも計測が難しいのか・・・

sak_sak
質問者

補足

再度ありがとうございます。 質量でなく質量数(陽子数+中性子数)です。 ただ「放射性ヨウ素」ではなく 「(放射性の)ヨウ素131」と言ってほしいと思います。

  • sailor
  • ベストアンサー率46% (1954/4186)
回答No.1

CPMはある計測器で1分間計測したときの値で、質問者の仰るとおりガイガー計数管などでの測定はこれに当たりますね。 一方Bqの方はある放射性物質から出る放射線の時間当たりの総量をあらわしますので、意味が違いますね。1秒間に1個の放射性物質の崩壊が起こる状態を1Bqと呼びます。1秒あたり何個の放射性物質の崩壊が起こっているかをあらわした数値で、ある地点での放射線の強さではありません。 簡単に言えばCPMは放射線の強さでBqは放射能の強さですね。 極めて大雑把にであるのなら、ある放射性物質からある距離だけ離れた地点での放射線量から放射能の強さを推定する事はできるでしょうけど、もともと意味するところが違いますので正確に監査する方法はないでしょう。 計測器仕組み自体は判りませんが、放射性物質の量とその半減期から時間当たりに崩壊する数を割り出します。半減期の短いもの(例えば今回の事故で問題になっているヨウソでは8.1日)では計測後も値が変化してしまうので、現時点で同じ放射能を持っているかどうかは判りません。

sak_sak
質問者

補足

回答ありがとうございます。 結局のところベクレルの測定方法は謎なんですね。 ヨウ素の半減期は8.1日ですか。 ヨウ素だけが問題だとしたら 冷凍して1か月も保存すれば ほとんど無害になりそうですね。

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