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毎日100兆ベクレルは安全?
原子力保安院は民主党の勉強会で福島第一原発からまだ毎日100兆ベクレルの放射能が放出されていることを明らかにした。 これまでは、一日24兆ベクレルと発表してたのだが、実は毎日100兆ベクレルでてましたということみたいです。原子力保安院はいろいろ隠してて後だししてくるんですね。レベル7もあと出しでしたね。 この毎日100兆ベクレル放出されているという放射能ですが、これも100ミリシーベルトには及ばないので『安全』と言えるんでしょうかね。
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毎日100兆ベクレルはそんなに危険な数値と思いません。 簡単に考える為に、半径30KMで厚さ100mの空間にこれが拡散されたとします。 100000000000000/π/30000^2/100=354 1立方メートル当たり354Bqです。一日8000l呼吸するとして2800Bq程度で、平常時に成人が出している放射線量が8000Bq程度ということから考えると、それほどの量と思いません。 (実際にはこんな簡単な計算で済むはずが無く、30Km以内に沈下する物質もあり、風などの影響もありますが、あくまで概数を求めるだけの計算です。) 正確な計算ではありませんが、単純な空間放射線量に換算すれば1μSvを下回るぐらいと思います。 ただし、雨水などを飲むと、甲状腺に溜まり、人体に影響する可能性も有りますが、こまかな計算は省きますが、大した量ではありません。でも後に述べる理由で飲むべきではありません。 平常時(平成18年度)の福島原発の気中年間放出管理目標値が8800兆Bq(1日あたり24兆Bq)であることからして、これの4倍程度です。(毎年これだけの量の排出が認められていたことは驚異ですが。) 先日来、超高濃度汚染水が放出されていた件では、一日当たり1500兆Bqぐらい排出されていました。 これから見ても、驚くに値しない値だと思います。 この100兆という数字は大したことはありませんが、問題なのは、先日発表されている総排出量が300000~600000兆Bqという数字で、これは、さすがに30Km圏にばら撒かれても、健康被害は大したことは無いとは言い切れません。 これだけの量が撒き散らされていますので、雨水他や土などを触れた手を良く洗わないで、口から摂取されるなどのことがあれば、甲状腺癌に発症確率の増大が予想されるでしょう。 政府や報道機関は、この辺のことを分かりやすく一般の方に説明する義務があるでしょう。あの報道の時でも、「10の14乗とか言われても一般の人にはわからない100兆とか言ってもらわなければ」と言っていた人がいましたが、100兆は数字としては理解できても、それが大きな数字だということだけわかって、その意味を理解させなければ意味が無いと思います。余計に数字の大きさが恐怖を誘うことになると思います。 また、本当に危険があるときにはその旨正確に国民に知らせるべきと思います。 16日に、細野首相補佐官が「どん底までいった。ほとんど制御不能のところまでいった」と発言していますが、その当時国民にはそのような危険性については知らされていなかったと思います。 また、3月20日過ぎには、原子炉が干上がって非常に危険な状態になっていたと推測しています。(海水注入で塩が溜まり放熱が出来なくなり、炉の温度が400度以上(経産省発表値)に上昇していた。これは水があれば達し得ない温度)、この後直ぐに淡水注入に切り替え事なきを得ていますが、多分専門家は冷や汗物だったと思います。しかし、報道は単に、設備の腐食などを防ぐためと何事も無かったような報道をしています。 政府は正確な説明と、市民に分かりやすい説明をすることに勤め、我々一般市民は、冷静に事実を自分の目で確かめ、適切な対応をし、危険を回避するとともに、不要な不安が広がらないようにしなければならないと思います。 なお、私が計算に使っている数値他は、報道による物ではなく、ほとんど経済産業省より正式に発表されているデータと、専門書から引用したデータに基づいて計算しています。十分には検証しているつもりですが、私自身が専門家でないため、理解不足、計算間違いがあるかもしれません。その場合にはお許し下さい。 引用元: http://www.meti.go.jp/press/ 電気事業講座第9巻,12巻 1日の呼吸量と、人体の平常時の放出放射線量については、Webで検索
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ベクレルとシーベルトは違う単位ですが、それはさて置き、今後計画的避難区域が増大する可能性が高くなったという事です。東電福島第一原発は沈静せず放射性物質を吐き続けるでしょう。福島はもとより周辺地や日本自体も住めなくなりますよ。
ベクレルは人体への影響を表す単位ではなく、放射線量を表す単位です。 シーベルトは人体への影響を表す単位です。(シーベルト=放射線荷重係数xグレイ) また放射能の中に、放射性ヨウ素、放射性セシウムなどが含まれますので 一概に100兆ベクレルが人体にどんな影響を及ぼすかはいえないと思います。 例えを言えば、 (頭の中で見える絵にしたほうが、理解しやすいので。) コップの大きさを1kmの範囲と仮定してください。 コップ一杯の水に黒インクを一滴たらしたことが、 100兆ベクレルの放射能と思ってください。 一滴を一日と見ると2、3滴ではコップの水はまだ澄んだままですが、 30滴つまりは30日には水は黒ずんできます。 60日目つまりは60滴ではコップ内の水は真っ黒になります。 でもその真っ黒なコップの水をお風呂に溜めた水(30kmの範囲と仮定)を入れてみます。 お風呂の水の色には変化が見られず、澄んだままです。 でもこのお風呂の水は安全?うむ!どうでしょう、安全と思いますか。 それに生命体は放射性物質を蓄積しますから、例え薄まったとしても危険度は変わらないと思います。
- bara2001
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ベクレルとシーベルトはそもそも単位の意味が違うので単純に換算できません。 100兆ベクレルがどれだけの範囲に拡散されたか(薄まったか)も考えなければなりません。 http://syararin.blog50.fc2.com/blog-entry-1298.html 放射線源によっても係数は変わってきます。
お礼
長文ありがとうございました。他の回答者のかたも色んな意見をありがとうございました。 3月14日の各号機の制御不能状態を一番底、食塩析出による炉心および使用済み核燃料の温度上昇を2番底とすると、私はこんどは淡水中のミネラルや泥の蓄積による炉心および使用済み核燃料の温度上昇という3番底があり得ると読んでいます。 そういう状態になる前に、循環式の冷却システムの確立が間に合うかが鍵になってくると思われます。