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CO2が増加すれば夏の気温は低下するのでは?
現在CO2の増加で世界中が夏も冬も気温が上昇しています。 しかし、CO2が増加するということは大気の比熱容量が増加するという事ですから、大気は温まりにくく、冷めにくいなります。 従って、冬は暖かく、夏は涼しくなるはずですが、現実は違います。何故ですか?
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比熱の変化よりも断熱効果のほうが遥かに高いからです。 太陽からくる赤外線と地球から出る赤外線では波長が異なります。赤外線の波長は温度によって決まるのですが、太陽の方が遥かに高温なので波長が短いのです。 ところでCO2は波長の短い紫外線は素通ししてしまうのですが、波長のながい赤外線は素通りできずに溜め込んでしまいます。、太陽からの赤外線は地球にあたり地球を暖めますが、温まった地球から出る赤外線はCO2でつかまって熱が外へ逃げていかなくなるのです。 これの極端な例が金星です。金星より太陽に近い水星よりも温度が高いのです。これは金星の大気がほとんどCO2で猛烈な温室効果のために気温は400℃以上になっています。
お礼
回答有難うございます。 >太陽からの赤外線は地球にあたり地球を暖めますが、温まった地球から出る赤外線はCO2でつかまって熱が外へ逃げていかなくなるのです。 納得しました。