FP試験の個人資産相談業務について
お尋ねします。
個人資産相談業務の実技試験の問題で、次のような問題がありました。
――――――――――――<設例>被相続人の相続財産のうち、主なものは次の通りである。
【1】自宅
(1)土地 300m2 二年前に取得
・取得価格
1億5,000万円
・路線価による評価額
1億4,000万円
・固定資産税評価額
1億2,250万円
(2)建物 150m2 一年前に旧建物を取り壊し、新築
・建築価額
5,000万円
・固定資産税評価額
3,500万円
<問1>
上記【1】の自宅を配偶者が相続するとした場合の土地・建物の相続税の評価額は、次のうちどれか(小規模宅地等の評価減の特例を受けるものとする)。
答え 8,540万円
――――――――――――とあり、解説において、
土地:
1億4,000万円-(1億4,000×240m2/300m2)×80%
=5,040万円
建物:
3,500万円×1.0(倍率)
=3,500万円
合計:
5,040万円+3,500万円
=8,540万円
とありました。
なぜこのような計算式になるのか分かりません、どなたかお忙しいかと存じますが、なぜこのような計算になるのか、この計算はどこから出てくるのか、
何卒ご教示願います。
宜しくお願いします。
補足
適切な回答ありがとうございます。申し訳ありませんが、(3)の経過的加算の額の計算がわかりませんのでご教示ください。また、この手の問題が簡単に出来る様になるための参考書をご存知でしたら教えてください。