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非磁性体を磁束が貫いたとき
非磁性体を磁束が貫いたとき、大きな渦電流が生じて、磁束を遮蔽すると理解しています。 しかしそのイメージわきません。 非磁性体に磁束がぶつかった時に渦電流が生じて、磁束を弱めるならわかるのですが、跳ね返す?のイメージがうまくわきません。 なにか分かりやすい説明がありましたらよろしくお願いします。
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#1お礼欄に関して。 渦電流で導体内部を通過する磁束が減る、ということは、その差分(減った分)は導体内に入れず横に押し出されている、ということになります。(磁束は連続なので。) また、交流磁束がどれくらい通過する(侵入する)かは、表皮厚さと導体の厚さの比で概算評価できます。銅板で計算してみると、商用周波数でも案外表皮厚さが薄い(結構強い反磁性を示す)ことがわかるかと思います。
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- masudaya
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非磁性体は,磁束を通しますよ. 渦電流は,導体に磁束の変化が入るときに発生する物で 非磁性体の導体の方が磁性体の導体よりも小さい渦電流が流れます. (磁性体は,磁束が透磁率培増えるので当然と言えば当然ですが) このことはIHヒータで古い物は鉄やニッケルでないと,加熱できない ことからも類推できるのではないかと思います. (今の物は磁束を増やして,非磁性体でも加熱できるようにしていると思います.) 磁束を遮断する場合は,磁性体を使って行なう磁気シールドが一般的です.
お礼
ご回答ありがとうございます。 磁性体の方が生じる渦電流は小さいのかと勘違いしていました。 磁性体の電磁シールドは自分の中に磁束を通して磁束を対象に流れないようにする。 非磁性体の電磁シールドは、渦電流により磁束を弱めて(遮蔽して?)磁束を対象に流れないようにする。 と、理解していたのですが、私は何か根本的に勘違いをしているのかもしれません…
- foobar
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理想的な場合(電気抵抗が0)を考えてみると、イメージし易いかもしれません。 電気抵抗が0の場合には、渦電流の経路での電圧は0です。 電圧は経路内の磁束の時間微分に対応しているので、理想導体を貫く磁束は変化できません(変化しないように渦電流が流れる)。 外部から磁界をかけたときに、最初の磁束が0だと磁束0を維持するように渦電流が流れるので、外部からみると(磁束が中に入らないように)磁束を跳ね返しているように見えます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 なんとなくイメージわきましたが、実際は遮蔽していると言うよりも、渦電流により、磁束が減少して、差し引き分が非磁性体を貫くイメージですか? つまり磁性体でも非磁性体でも、渦電流に差はあれども同じような磁束線が描かれると言うことですか?
お礼
遅くなってしまい、大変失礼しました。 解りやすい説明ありがとうございます。 これまで 渦電流によって生じた磁束によって、元の磁束が減る と思っていました。 元の磁束は減らずに押し出されるイメージなのですね。 本当にありがとうございました!