かなり昔のことですが、早稲田速記を習得したことがあります。
演説程度のゆっくりした口調の会話なら書き留めることができる程度にまで練習しました。
これを解読するにはかなりの時間がかかります(ましてや他人の速記文字を解読するのは非常に困難)。
だいたい文章を手書きするスピードの2~3倍程度の時間でしょうか。
これは、速記は同じ記号でも何種類かの読み方がありますし、ひらがなで言うところの濁点や半濁点、長音などは省略することが多いので、「かっこ」と書いてあっても、「かっこう」や「がっこう」などいろいろに読めますから、文意から判断しなければならないからです。
私は本来の速記としての活用はあまりできませんでしたが、速記文字とカナ漢字文字の混成でメモすると頭の中のものを早く書き留めるのには有意義でした(これには解読は時間がかからず)。
他には、他人に見られても暗号のようなものですから読まれたくない場合にも活用していました。
お礼
ありがとうございました。 解読にはやはり時間がかかるんですね。スラスラ読めると思ってました 速記文字とカナ漢字文字の混成はマネしたくなりました。