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速記について

速記は話すスピードをスラスラ書くことができますが、出来上がった速記文字を読むのも同じように速く読めるのでしょうか?それとも解読は時間かかるとかありますか?

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  • watch-lot
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回答No.1

かなり昔のことですが、早稲田速記を習得したことがあります。 演説程度のゆっくりした口調の会話なら書き留めることができる程度にまで練習しました。 これを解読するにはかなりの時間がかかります(ましてや他人の速記文字を解読するのは非常に困難)。 だいたい文章を手書きするスピードの2~3倍程度の時間でしょうか。 これは、速記は同じ記号でも何種類かの読み方がありますし、ひらがなで言うところの濁点や半濁点、長音などは省略することが多いので、「かっこ」と書いてあっても、「かっこう」や「がっこう」などいろいろに読めますから、文意から判断しなければならないからです。 私は本来の速記としての活用はあまりできませんでしたが、速記文字とカナ漢字文字の混成でメモすると頭の中のものを早く書き留めるのには有意義でした(これには解読は時間がかからず)。 他には、他人に見られても暗号のようなものですから読まれたくない場合にも活用していました。

torotoro2
質問者

お礼

ありがとうございました。 解読にはやはり時間がかかるんですね。スラスラ読めると思ってました 速記文字とカナ漢字文字の混成はマネしたくなりました。

その他の回答 (1)

  • bakansky
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回答No.2

以下は、全くの素人として私が考えたことです。 国会などの速記の場合、複数の人たちが手分けして作業しているように見えます。 たとえば15分間をAとBという人が速記し、それを過ぎると CとDという人が引き継ぐとかしているのではないかと想像します。集中力が持続する時間は無制限ではないと思いますから。 そして、自分が担当した部分については、ある程度の記憶が残っている間に読み取るのなら、かなりの速さで読み取れるのではあるまいかと想像します。 ただし、普通に本を読むよりは当然時間をようするのではあるまいかということが予想されます。仮名ばかりで書かれた文章を読み取るようなものですから。 しかし、国会での演説などの場合、語尾に特徴があり (「・・・と思うのであります」 のような)、そういうのは略語1つで記してあると想像されますから、そういう部分は一気に読めると思います。 問題は、日本語に特有な同音異議の語の場合です。「ショウホウによれば」 が 「商法によれば」 なのか 「詳報によれば」 なのかは、文脈によって判断しなければなりません。その分、普通の活字を読むのに比べて判断する時間を要するということが考えられます。 現在は、録音を聞きなおしながらチェックすることもあるかもしれませんが、普通の文字に書き直す作業は、なかなか神経を使うものではあるまいかと想像されます (それは 「読む」 という作業とは別ですが、読んだら文字に起こさなければなりません)。 全体として考えてみるに、話し手が話したスピードで速記文字を読み返すのは、まず無理だと考えます。 普通の活字媒体であれば、適当に飛ばし読みもできますが、速記されたものはいちいち文字に起こさなければならないので、1字1句も見落とすことが許されないという要素もありますから。

torotoro2
質問者

お礼

ただたんに速記文字は読めるのじゃないのですね。 思っていたのと違いました。 ありがとうございました。

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