不自然さなしで四字熟語やことわざを日常会話に
最近、この Q & A サイトを利用するようになり、昔、聞かれたことを思い出した。
聞いてきたのは長年日本で生活している欧米人で、日本語がぺらぺらではないけれども、日常会話なら特に不自由なく暮らしています。
彼が知りたかったのは、日本語ネイティブの方々と(日本語で)会話をする際、どうやって四字熟語やことわざを自然に使うことが出来るか、と。
彼が気になったのは、自分が日本語ネイティブではないので、「暗中模索」「晴耕雨読」「地獄の沙汰も金次第」「来年の事を言えば鬼が笑う」など、彼がせっかく覚えた言葉を口にすると、聞き手が「こいつは自分が頭でっかち」とか「言葉のマニア」あるいは所謂「変な外人」という印象を与えてしまうではないか、と。
記憶が正しければ、答えとして、私が次のようなアドヴァイスをした。
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多分、(あなたの周りにいる)日本語ネイティブ同士の日常会話に出る四字熟語やことわざと、あまり出ないもの、二種類あるんじゃないですか。例えば、私がよく聞くのは「一石二鳥」「臨機応変」「郷に入っては郷に従え」「蛙の子は蛙」があるんです。もう、四字熟語やことわざよりも、普通の言葉という意識しかないじゃないですかね。だから、出ているものを使って、「羊頭狗肉」「我田引水」「虎に翼」「人と屏風は直ぐには立たぬ」みたい、ほとんど聞かないものを止めたら誰もその「頭でっかち・変な外人」という印象を受けないでしょうと思うけど。後は、時々聞くのですが、「頭隠して尻隠さず、というやつですね」の「というやつですね」を付け加えたら、なんか、その昔の言葉の硬さがソフトに聞こえるみたいですよ。
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その時、彼は納得したに見えたが、自分の中、もっと的確なアドヴァイスを提供出来たら良いなぁと思いました。
そこで、皆様に聞きます。
日本語ネイティブではない人がどんな基準に沿って、不自然さなしで四字熟語やことわざを日常会話に使えば良いでしょうか。
お礼
ありがとうございました^^ 驍勇無双に決定しました!