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歴史ファンなら史学科へ行くべき?
実際どうなんでしょうか? インターネットでは、 1、1つか2つの時代のみ詳しい人 2、古文や漢文(世界史なら外国語)が得意じゃない人 この2つのタイプの人は史学科には向かないと聞きました。 あと史学科に行くなら日本史・世界史ともに全般的に最低でも高校の教科書レベルの知識は必要と聞きました。 俺は1、2ともにあてはまります。 俺みたいな人間は図書室で歴史の本を読みあさったりする方がいいんでしょうか?
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- tabibito34
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高校日本史Bのレベルは、大学に入るのに必要でしょう。 入ってからは、教科書のような詳細な知識は必要ありません。 しかし、自分の研究テーマがあると、そこを掘り下げていくことになるので、 高校とは違った専門的な知識が必要になります。 研究が進むにつれて、必要な知識が必要とされ、身につけていくことになります。 あなたの場合、好きな時代やテーマがあるようですので、 大学入学前に取り組むべきことは、大学に入る力を身につけることです。 今興味があることは、どんどん掘り下げていっていいのではありませんか。 まったく興味のないものを読みあさっても、おもしろくないでしょう。 趣味と専門的取り組みとの区別をはっきりつけることなどできません。 基本的に楽しむことです。研究がつらくても、楽しいからやっていけるのです。 楽しくないのに、研究することほどつらいものはありません。 古文書を必要とする研究の場合は、漢文や古文の知識が必要とされますが、 それ以前に古文書を読むのがたいへんです。 あなたが書道を学んでいて草書をすらすらと書けるのであれば、大きな財産です。 古文漢文については、入学後に勉強したら何とかなるでしょう。 まずは大学入学に必要な、古文漢文の学力を身につけることです。 趣味的な興味関心がなければ、研究していてもおもしろくはない。 ただし、食えるか食えないかは別問題ですよ。 歴史で食べていこうとしたら、厳しい道を歩むことになるでしょう。 これは頭の中に入れておいてください。 今は大学入学のために必要な日本史・古文漢文の力を身につけましょう。 (その他の教科も) これが私の考え方です。
- tabibito34
- ベストアンサー率29% (31/105)
「歴史ファンなら史学科へ行くべき?」 ファンであれば、制約はあまりないでしょうが、研究家となると多くの制約ができます。 現実的なお話をします。 1.入ることができるかどうか。 2.入ってから、猛勉強できるかどうか。 3.資料の読み込み、データの積み上げ、分析など、こつこつと緻密で地味な作業に耐えられるか。 4.卒業しても歴史を生かした仕事は非常に少ない。あっても厳しい。 5。それでも、後悔せず好きかでいられるか。 したがって、能力・学力・知識といったことよりも、 入ることができれば、性格なのです。 人間としてその方向に向いているかということなのです。 もう一つは教授との相性もあります。お互い人間ですから。 これらを乗り越えていく気構えが必要です。 そのうえで、能力や才能が関係してくるのです。 学力・知識だけでは厳しい。 日本史についてお話しします 1について、知識はないよりはあった方がよいですが、大学に入ってから勉強しても遅くはない。卒論のテーマ自体は大きなテーマにするのか、小さなテーマにするのかはべつとして、歴史全般をテーマにすることはまずありません。例えば、戦国時代でも大きなテーマです。織田信長でも大きいです。信長の何について研究するのかといったことからさらに掘り下げていったりします。狭い範囲で、現在あなたが何年生か知りませんが、あなたが信長の子どもの教育に関するテーマに興味があるとかでもじゅうぶんです。 大学の一般的な史学系の学部学科であれば歴史の勉強は高校で学ぶ概説的なものばかりではなく、歴史を研究していく手法のようなものを学ぶわけですから、知識はあったほうが良いけれども、知識の部分は自分で書物からでも得られるでしょう。 2.について 古文書を読むのにあたって、古文・漢文、まず古文をある程度理解しておかないと、大体の意味は感じで解っても、正確な内容はわかりません。これでは研究にはなりませんね。高校の段階で得意でなくても、今からでも勉強していけばよいのでは。必要になって来たら嫌でもやることになります。 以上です
- tyr134
- ベストアンサー率51% (851/1656)
史学科に入って幻滅しながら卒業した者です(泣) 史学科というのは「歴史学」を学ぶ場であって「歴史の内容」を学ぶ場ではありません。(もちろん、日本史・世界史の基礎的事項に精通していると視野が広がりますが、専門外の領域は知っていても知らなくてもあまり影響はありません。(日本の古代史専攻の人が必ずしも世界史近代を知っている必要はない) 前段でも述べていますが、1.2年生では一般教養と「歴史(学)とはなんぞや?」という所から始めます。 続いて2年後半から3前半位に、簡単な一次資料(日本史なら古文書、西洋史ならラテン語やギリシア語)を読む訓練をしていきます。 そして3年後半から卒業までに、卒論を完成させることとなります。 以上の鍛錬を通じて、「歴史学者」の卵を育てていくのが本来の史学科の役目です。 とはいえ、上記は原則論であって必ずしも上記のようなカリキュラムを組んでいるとは限りません。 特に偏差値の低い泡沫大学では、教授の専門外にもかかわらず「ナポレオンが有名だから」とか「NHKの大河ドラマではやってるから」といったような理由でカリキュラムを作る大学もあったりします。(はい、私の母校です・汗) また、企業からも必然的に人気のない学科でもあります。 就職などの将来を見据えた場合、何が何でも歴史学者になりたいとか、学校の教師になりたいとかの理由でなければ、正直おすすめしません。 結局は、将来何がしたいかだと思いますよ。 ※お薦めは、総合大学で経済学科や経営学科などで実学を学びつつ、史学科の教授と仲良くなるのことですかね。つまり、歴史はあくまで趣味として楽しむ。授業外で教授の話を聞くのも楽しいですし、個人的に研究したいことがあればアドバイスしてくれますしね。 ではでは、参考になれば幸いです。
- izuhara
- ベストアンサー率31% (97/310)
漢文や崩し字の読解は慣れですから、いまできなくても努力でどうとでもなるでしょう。 専門以外の時代も詳しければ、発想の幅が広がり研究に有利に働くこともあるでしょうが、全ての時代に詳しい必要はないでしょう。 史学科に行って何をしたいかが問題だと思います。 史学の本分である、史料を使って論証していく作業を想定しておらず、「こんなことしたいんじゃなかった」と後悔し、挫折していった同級生を多く見てきました。 歴史書を読むことだけではなく、史料を読み解くことによっても知的興奮を覚えられるのであれば、史学科でやっていけると思います。
- tande
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歴史ファンは文字通りファンです。 また、史学科というのは大学又は専門学校であると思われますが、学校の学科選択は基本的に自分の将来を見据えて決めるものです。 失礼な言い方かもしれませんが、ファンならファンらしい選択と言いますが、ファンらしい金の使い方をすべきだと私は思います。 (無論、okw_okhさんがどの程度の知識や熱意、将来設計を持っているかはわかりませんので、あくまで私の印象での話ですが)
- notnot
- ベストアンサー率47% (4900/10358)
>2、古文や漢文(世界史なら外国語)が得意じゃない人 「古文や漢文、外国語を読めるようになりたいと思わない人」は駄目だと思いますが、今後勉強して得意になるという強い意志があれば十分では? >1、1つか2つの時代のみ詳しい人 これも現時点で詳しいかどうかよりも、歴史に興味があるのか、特定の時代(戦国とか、幕末とか)のみに興味があるのかというところが問題では? 「歴史」というものそのものに興味がない。一次資料も読めるようになりたいと思わない。 ということだとやめた方が良いと思います。
補足
歴史に興味があると言うのは歴史全体に興味があるか、ということですか?