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大学入試英語長文を解く為に
大学入試の長文がよくわかりません。一文自体は訳せるのですが、全体の言わんとしている事を理解する事ができません。読んでいるうちに前の内容を忘れてしまうのです。 また、未知の単語にエンカウントした時の対処法が分かりません。 入試まであと数日ゆえ、時間の掛かるものはできません。そこで、長文をどう言う手順で読んでいるのかを皆さんに聞き、参考にしたいと思います。以下の点は特に知りたいことです。 ・知らない単語に出くわした場合どうしてるのか? ・全体の意味を掴むために何かしているのか? ・長文正誤問題をどう解いているのか? お願いします。 現状を書いておきます。 ・単語は未だ覚えきっておらず。ただし標準英単語は入試までに何とかする予定 ・熟語は一切手をつけておりません ・文法はそれなりに完成済み ・構文は主要なものは暗記済み ・文章は速読(必修)程度なら(相当アヤシイが)直読直訳可 ・1月のセンターは6割弱 ・志望大は上位マーチから早慶下位学部 ・国語の偏差値は70強
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すべての志望大学対策を考えるのは大変骨がおれますから そのうちの一部だけ提案します。 とりあえず、早稲田社学の長文対策について。 基本的な読解方針としては、現代文の勘を総動員しつつ、直読直解と和訳を併用するパラグラフ要約読みです。 この読み方は、一パラグラフ内の論理構造を日本語で小見出しをつけながら明らかにしつつ(A)、そのパラグラフ全体での大意をこれまた小見出しにまとめる(B)、というのを文が終わるまで繰り返していくというものです。 このとき一つのパラグラフの論理構造をしたのようなイメージで捉えます。 意味単位(詳解)⇒意味単位(詳解)⇒意味単位 ⇒以下略 展開 展開 ※本当はやじるしの下に展開という文字があります。うまく表示されないので 角によってますが。以下同じ。 構造といっても 意味単位(意味のまとまり。一つのトピックをもった小パラグラフとみなす)が鎖状につながっているだけの簡単な構造ですが。 詳解は意味単位のトピックをわかりやすく説明するということ、 展開は意味単位が別の意味単位に変わることをいいます。 Bの小見出しはAを参考にそのパラグラフの要約としてまとめていきます。 2010年大問4を例にとって具体的に説明します。 (以下意訳が主で、直訳的表現ではないことに注意) 第1パラグラフ。 パラグラフの最初には気をつけます。現代文と同様、その段落での主題が出る場合が多いです。ここでこの文のトピックをかいておきます。男女の性格差。パラグラフ第一文は必ずトピックを日本語で簡潔に書いておくこと。そして、2、3文目はその具体例であることを確認。抽象から具体へ。現代文でも良く使われる説明論法です。あきらかに1文目のトピックの詳解。そして、4文目。「この差は幼少期より現れ、それ以後なくなることは無い。」大体こんな感じですね。ここで気づかなくてはならないのが、3文目までの意味単位とは若干意味的なへだたりがあるということです。つまり3文目から4文目で論が”展開”している。ここで1~3文目まで 男女の性格差(その具体例)⇒四文目 展開 という構図がみえますから、1~3文目を意味単位としてみなし、小見出しを男女の性格差と確定します。 以下この作業を続けると以下の構図が描けます。 男女の性格差(その具体例)⇒性格差の起源が不明(具体例としての先天的性格差説vs後天的性格差説 展開 これよりこのパラグラフをまとめると 男女には性格差がみられるが、それが先天的なものなのか後天的なものなのかで見解がわかれている。 これをずっと繰り返していきます。 長文全体の大意はAかBをみれば即座に判断可能です。 一見時間がかかりそうにみえますが、省力化ができます。 (1)現代文の常識を使う (2)詳解は意味単位のトピックが一発でとれれば、飛ばす (3)Bをかかない(Aをみて、頭で確認する程度にとどめる) これも現代文の解法と同じです。 特に(1)はうまく使えば、相当のスピードアップが見込めます。 たとえば地球温暖化がテーマなら、単にその危機を啓発するものか懐疑論かにほぼしぼりこめます。文のはじめの部分を見ればどちらか大体わかりますから、あとは適当に拾い読みして、それが間違っていないことを確かめていくだけになります。 さて、基本読解方針は以上の通りですが だいたい現代文の感覚で読めばいいことがおわかりいただけたでしょうか? この読解法でこれほどまで要約・和訳をしつこく要求するのは前の文を忘れるのを防ぐためです。論理構造or小見出しは日本語で絶対に書くように。 個別問題対策としても 長文問題には大意把握以外にも単語知識問題(文脈類推を想定していることが多い)や内容把握などがありますが、これらは読めればすべてに対処できるはずです。
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- vec172
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>入試まであと数日ゆえ、時間の掛かるものはできません。 ならばピンポイントの対策しかないのでは? 数日の対策でおっしゃるような総合的な長文読解力が向上するとは思えませんし。 rokkasen2さんは長文の一般的読み方をお知りになりたいようですが 効率を考えるなら、志望大学の問題傾向に即応した長文対策をするべきです。 以上述べたとおり、私からは一般的長文読解法は提案しませんが 個別的読解法ならば、志望大学とその学部・学科名を教えてもらえれば こちらからなにか提案できるかもしれません。
補足
no1氏から御指摘いただきましたので 早稲 社会科学 同上 人間科学 明治 法律 その他もありますが、とりあえず上記です。 過去問を解いた感じでは早英語は平均点(全体)-15点くらいでした。失点は長文が多いです。 明英語は平均(全体)くらいです。
お礼
なるほど。推測読みと意味的に統合されているパラグラフ個別要約ですか。とりあえず試してみます。