その話は有名ですね。
ソースは
「5月15日の朝日新聞の朝刊」です。
「「環境庁は14日開いた有識者による検討会で、資格のない人でも有償で観光案内ができる新ガイド制度を導入する方針を決めた。
これまでは「通訳案内士」の国家資格がなければ外国人観光客を相手にした有償ガイドはできなかったが、増加を見込む外国人観光客に対応しきれないとして、2年後の施行を目指して通訳案内士法を改正する。
新ガイド制度では試験は設けず、国が策定するガイドラインに沿って地方自冶体や旅行会社が独自に実施する研修を受ければ活動できる。
地方で不足する通訳案内士を補完する位置づけで、アジアの言語を話せる人を増やす狙いもある。
10ヶ国語が対象の通訳案内士の登録者数は、7割が英語に集中し重要が高まっている中国語は1割。
無資格者が有償ガイドを引き受けた場合、50万円以下の罰金が科せられるが、中国系の旅行会社が主催するツアーで、無資格の中国人ガイドが案内する例も多いという。
観光庁や旅行会社は「有資格者だけでは急増する中国人観光客に対応できない」との立場だが、通訳案内士側は「ガイドの質が下がる」などの反発も根強い。」」
通訳の試験はとても難しく、きちんと勉強した人でも中々合格しません。
言葉は交流ツールであり、そのことに一定の試験を施すのは良いと思いますが、
実情と理念が食い違っています。
こんな古臭いことを言っても現代ではもう無理でしょう。
だって話ができる人は資格を持っていようと無かろうと、
お客側依頼してきますからね。
しかし、だからと言って試験が無くなるということではありません。
存続はするでしょう。規制を緩和するだけです。
ちなみにツアコンの人達は通訳資格を持っていなくても
ガイドをし、現地の言葉を話してお金をもらってます。
特段通訳である必要なんてないんです。
医師や弁護士の資格と違って、誰でもやろうと思えばできる技能でしかないのです。