三次元測定器の接触判定について
金属の板のねじれを測定する方法について悩んでいます。
自然体で置いて四隅の高さを測定し、そのMAX-MINをねじれとしているのですが、他社との測定結果が合わずに困っています。
他社は非接触式の測定器で板をそのまま置いてフリーの状態で測定しています。こちらは接触式で板が動かないよう、治具で3点を持たせて固定しています。
他社との測定に合わせてフリーの状態で測定してみると、他社データとほぼ同じ結果が得られました。ですが、周囲は「フリーの状態ではプローブが板を押し込むので正確ではない」という意見で一致しています。
私が見た限りでは接触を検知した時点では板は動いているようには見えますが、土台にまで押しつけられているようには見えません。もしプローブが板を押しているのであれば、板を土台に押しつけてなおプローブを下げたときに接触を検知するはずです。ですので、"プローブが接触を検知→さらにプローブを下げたことで板を押し下げた→板が動いたように見える"、ということになり、実質的にはガタツキによる影響はないと考えます。また、板を3点で持たせて測定すると違う結果になるのは、どの点を持たせるかで板の傾きが変わるためであると考えています。
どうでしょうか?誰か教えてください。
文章がわかりにくいとの意見がありましたので、追記します。
まず、現在金属の板のねじれ具合を測ろうとしています。
そのまま置いたら四隅のうちの1点が浮き上がった状態になっています。
フリーの状態とは、ただ置いただけで固定も何もしていません。指で押せば浮いた部分が沈みます。
固定というのは、板の任意の3点の下に治具を置いて動かないようにするということです。
我々は接触式の三次元で測定していますので、「プローブを当てるときに浮き上がった1点を押すことで測定値に影響が出る。なので、動かないよう固定して測定すべき」というのが周囲の見解です。
他社はレーザーによる非接触式の装置で、固定せずただ置いた状態で測定しています。その結果と我々のワークを固定して測定した結果に3倍近い開きがあり、どっちが正解なのかということでもめています。
ためしに、我々も他社と同様、フリーの状態で測ってみたらほぼ同じ結果になりました。それで、どれが正解なのかともめています。
私は、まず?タッチプローブがワークの位置を取り込むのに必要な、プローブにかかる荷重と?プローブがワークを動かすのに必要な力でどちらが大きいかを調べ、
?>?
プローブがワークに当たっても接触を検知せず、プローブがワークを押してワークの一部が土台に当たり動かなくなった時点で位置を取り込む
⇒フリーではガタツキの影響を受ける
?>?
ワークが動く前にプローブが座標を取り込む
⇒フリーではガタツキの影響はない
となるのではないかと考えています。どちらが正解で、
が、私の意見を周囲が聞いてくれません。自分たちの測定が正しいと信じているようです。
この測定結果をもってねじれの定義・規格を決めようとしている(普通は逆ですが)のですが、データの整合性が取れず、先詰まっています。