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三次元測定器の実力は?
- 現在、三次元測定器の選定を行っています。約20年前のものの更新を考えており、制御部や表示部が古くなっています。
- カタログ上の表現では精度が1ミクロン以下とされていますが、実際の実力はわかりません。使用している方の経験や実測値を教えていただけると助かります。
- 更新検討中の三次元測定器ですが、現有機の実力は最大で3または4ミクロンのプロービング誤差です。新しい機器では1ミクロン程度の精度を期待していますが、価格も考慮しなければなりません。メーカーに問い合わせをする予定です。
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昔の高精度タイプで測定を依頼してただけですが、、、 カタログの値は、ほぼ各メーカ同様で 超高精度タイプ:最大許容指示誤差MPEE=0.4+L/1000μm 高精度タイプ :1.7+3L/1000μm となってる通り、長さの関数なので固定数値では示せません。 校正、誤差の評価はレーザー測長機によるしかなく、その測定例は月刊誌で出てましたが詳細は忘れました。 下記の測定例は単軸ごとながら傾向はつかめると思います(11頁~) ご希望が1μm なら、前者を選ぶしかないはずですが、3次元空間フルの保証値なので、そこまでいかなくとも、長さ限定、高さほぼ一定の測定であるなら、後者でもナントカでしょう。 レーザー測長機は普通持てないので、?チェックマスタ?で検定するのは現実の測定に近いが、この精度が1.*μmもあり、信じるべきか迷ったことがあります。1~2μmというレベルとはそういうものだと思います。 高精度タイプですら3千万弱? 超高精度タイプなら???
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質問とちょっとズレますが・・・ 高精度の三次元測定器で評価するばあい、測定器が出力した長さ・直径・etcだけでなく、その測定における(測定点群の)標準偏差も一緒に読みとって評価する必要があります。 例えば、真円度 2μm 偏差0.002 と、真円度 2μm 偏差0.0002 では、雲泥の差がありますからね。 私は、三次元測定器の善し悪しは、空間精度ではなく、プローブの再現性 を重視します。 とりあえず、ブロックゲージなどの両端を数十回プローブさせ、 標準偏差のもっとも小さい機械を研究してはいかがですか? その次に、ガラスポールなどでやってみると、メーカの実力差が 見えてくると思います。
お礼
回答、ありがとうございます。 標準偏差の考え方を見積り条件に入れてみたいと思います。 おっしゃるように、現状の老朽機では、測るたびに、µ単位で値が異なるなどの問題もありますので、更新を機に、その辺の迷いとか、確認作業とかから開放されたいという気持ちと、偏差、再現性の根拠データをきっちりとって行くことで、データの信頼性を裏付けていくことが必要になってくると思います。
軸の直角度がストロークの距離で1ミクロンと言うことはないかと。うちのは200で1ミクロン直角度が違っていると。 軸と平行に測定する場合は軸の精度で測定できるけど
軸の直角度がストロークの距離で1ミクロンと言うことはないかと。うちのは200で1ミクロン直角度が違っていると。 軸と平行に測定する場合は軸の精度で測定できるけど
個人的な意見として聞いてください。 三次元測定機は非常に高度な処理が1台で可能な便利な測定機ですね。 しかしながら、その測定データについてはかなり怪しい部分が・・・・? 私も 回答(2)岩魚内氏と同様に測定箇所によってはあまり信用していません。 0.0001まで表示される為にその測定結果が一人歩きしたりします。 たとえCNCタイプでも作業者の技量が大きく影響することもありますね。 熱補正が付いてる機種でも設置環境に十分な注意が必要です。 三次元測定機に多くを期待せず、形状測定機や昔からの測定方法を合わせて使う事をお勧めします。 ミツトヨさんは例の一件以降 非常に謙虚な印象です。 自社の希望をしっかり伝えれば最適な測定方法と測定器(機)を教えて貰えるかと。
お礼
回答ありがとうございます。 当方の条件を整理して、メーカーと相談することにします。 測定誤差の問題で、 作業者、温度管理、面粗度、保持方法、繰り返し精度(再現性)、客先測定とのずれ等々の測定装置外の問題もさまざまあって、ひとつずつこなしていかなくてはならないと考えています。
“MPE”“測定機”“用語”で、検索しますと、 http://www.mitutoyo.co.jp/products/zahyou/menu/cmm.pdf http://ha2.seikyou.ne.jp/home/Takehito.Senga/geocity/laserterm.html#最大許容露光量 が見つかりました。参考にして下さい。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 当方の質問がへたくそだったようです。 たとえば、MPE-Pが、カタログ等の仕様で、 2.0ミクロンと謳われている場合、 温度管理等が設定どおりであれば、 測定の実力としては、 最大と平均がともに2.0ミクロン以内であるということになりますが、 はてさて、実用的な環境で、平均はいくつぐらいのものか というのが、質問の趣旨です。
お礼
回答ありがとうございます。 希望としては、1μmですが、予算ということもあります。 現実的な選択肢としては、高精度タイプに落ち着くということになると思います。 希望としての1μmですが、 製作している部品図上の要求が、平面度、直角度などで、5/1000mmが頻発するようになって来ているため、測定系の能力としては1μmかなというところです。教科書どおりということなら、0.5μmということになってしまいますが、、 現状からすると、長さについての配慮は必要ですが、3μmはちょっと受け入れがたい感じがしています。許容限度は、2μmまでと思っています。