- 締切済み
ホルンのゲシュトップ奏法について
アメリカ管(太ベル)のホルンを9年使用している者です。 ゲシュトップ奏法では半音「上がる」とのことですが、表面に蓋をするように塞いでも、奥に強く入れ込んでも、ペットボトルのような物でピッチリ塞いでも音程が下がります。 息の力の入れ方の問題かとも思いましたが、いまいち分からない状況です。 金属音は充分と言っていい程に出ています。しかし手で蓋をして音程が「上がる」という感覚を得たことがありません。 アドバイスがございましたら是非、宜しくお願いいたします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
みんなの回答
- Kicklighter
- ベストアンサー率100% (2/2)
ベルを右手でふさいでいくと、ご指摘のように音程は下がっていきます。 F管の場合、最初の音から見て「ひとつ下の倍音の半音上」まで下がります。 (吹きながら徐々にふさいでいくとはっきりわかります。) このとき、アンブシュアを変えずに音程を保とうとすると 上から降りてきたひとつ上の倍音にひっくり返ります。 これが結果的に「半音上がった」と表現されているに過ぎません。 最近のWEB辞書では解説が修正されているので、 そちも参考にしてください。
- hornman
- ベストアンサー率37% (54/144)
こんばんは。失礼ながら、少し思い違いをされているかと思います。 ベルを完全にふさいでしまうと音は金属的な「ミュート音」になり、 音程はほぼ半音「下がり」ます。ですので、実際の譜面よりも半音「上げた」運指で 演奏しなければなりません。これがいわゆるゲシュトップ奏法です。 ただ、やってみるとわかるのですが、音を出しながらベルを徐々にふさいでいくと 音程は徐々に「上がって」行き、ほぼ一音ほど上がりきったあと、ベルに触れる手の面積が 増えるに従って急激に下がり、上述のようにふさぎきるとほぼ半音下がります。 これを利用して、バルブの無い時代に半音階を実現している唯一の金管楽器となり得たのです。 ご参考までに。
お礼
早速のご回答有難うございます。 ・開口部に被せることで半音下がるのがハーフ・ストップ。 ・開口部をぴったりと塞ぎ、朝顔の先端部が共鳴から切り捨てられることで半音ほど高い金属的な音が出るのがゲシュトップ。 と某オンライン百科事典に書かれていたため少々困惑しておりました。 上記は未だ謎なのですが、半音上の指使いで正しい音程を得ることが出来ましたので一応の解決とさせていただきます。有難うございました。