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ホルンについて
ホルンを部活で吹いています。 長調と短調についてなのですが、 複雑でわからないです。 1.ホルンのDマイナーはピアノではAマイナーですよね? てことは ホルン → ピアノ(実音) Gマイナーの場合→Dマイナー フラット1つ Cマイナーの場合→Gマイナー フラットは2つ なんですか? 2.長調の場合 ホルン → ピアノ(実音) Gesメイジャーの場合→ Desメイジャー フラット5つ Fisメイジャーの場合→Cisメイジャー ♯7つ で、あってますか? よく〇〇durとかメイジャーとかやってくださいと言われたとき、 例えば、 Bdurといわれたら、 ホルンのBdurでいいんですか? ピアノのBdurとホルンのBdurって調号が違いますよね。 でも、その場合、 フラットが1つであるホルンのBから普通にBdurで吹いて大丈夫ですか?
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- Tann3
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なんか、ドつぼにはまっていますね。 ホルン(in F)では、楽譜上の「ド」の音が「F」です。そう覚えなければなりません。これを、ホルンの「C」という言い方をするので混乱します。この呼び方は間違いと考えるべきです。 アルファベット(英語読みにしても、ドイツ語読みにしても)は「実音」を表わしますので、ホルン(in F)の楽譜の「ド」はホルンでもピアノでも「F」と呼びます。 ホルンのドレミファソラシドは、「F-G-A-B♭-C-D-E-F」であると覚えてしまいましょう。これが基本です。 この呼び方をすれば、Dマイナーは、ホルンの楽譜では「ラ」から始まります。 従って「1.ホルンのDマイナーはピアノではAマイナーですよね?」は間違いです。「ホルンの何調」と考えるのではなく、常に「実音の何調」と考える癖をつけましょう。この例で言えば、「ホルンの「レ」から始まるマイナーは、ピアノではGマイナーです」ということになります。 ご質問の内容で言えば、次のようになります。 1.マイナー(短調、ドイツ語ではmoll) (1)Gマイナー=ホルンの楽譜でフラット1つ これは変ロ長調(B♭メイジャー、楽譜上の「ファ」から始まる長音階)またはト短調(Gマイナー、楽譜上の「レ」から始まる短音階)です。 ピアノでは、フラット2個になります。 ホルンの「ソ」から始まるマイナーは「Cマイナー」です。 (2)Cマイナー=ホルンの楽譜上でフラット2つ これは変ホ長調(E♭メイジャー、楽譜上の「シ♭」から始まる長音階)またはハ短調(Cマイナー、楽譜上の「ソ」から始まる短音階)です。 ピアノでは、フラット3個になります。 以上でわかるとおり、ホルンの楽譜上の調は、ピアノに移すとフラットが1個増えます。 ホルンはへ調(in F)の楽器ですから、ホルンの「ド」から始まる音階(楽譜上シャープもフラットも付かない)はヘ長調になり、ピアノの楽譜ではフラット1個です。 (ホルンのドレミファソラシドは、「F-G-A-B♭-C-D-E-F」であることを思い出しましょう) 2.メイジャー(長調、ドイツ語のdur)の場合 (1)G♭メイジャー(Ges-dur)=ホルンの楽譜上でフラット5個 これは変ト長調(G♭メイジャー、ホルンの楽譜上の「レ♭」から始まる長音階)です。 ピアノでは、フラット6個になります。 逆に、ホルンの楽譜上で「ソ♭」から始まるメイジャー(フラット6個)は、実音(ピアノ)では嬰ハ長調(C♭メイジャー=Ces-dur)でフラット7個です。 (2)F♯メイジャー(Fis-dur)=ホルンの楽譜上でシャープ7個 これは嬰ヘ長調(F♯メイジャー、楽譜上の「ド♯」から始まる長音階)です。 ピアノでは、シャープ6個になります。 逆に、ホルンの楽譜上で「ファ♯」から始まるメイジャー(シャープ6個)は、実音(ピアノ)ではロ長調(Bメイジャー、ドイツ式ではH-dur)でシャープ5個です。 3.例えば、B-durといわれたら、ホルンでは「ファ」から始まる音階(フラット1個)を吹きます。ホルンのB(ドイツ式。英語ではB♭)から普通にB-durで吹いて大丈夫です。まさしく、そういう意味ですから。 しつこいようですが、ホルンの楽譜上のドレミファソラシドは、「F-G-A-B♭-C-D-E-F」であると覚えてしまいましょう。これが基本です。 (注)オーケストラのホルンでは、in F 以外の記譜法も存在します。その場合も考え方は同じで、「常に実音で考える」ということです。
- A88No8
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こんにちは なんだか回答が付きにくいようなので、6ヶ月しかヤマハのフルダブルを 吹いた経験しかないけど一緒に考えましょう(F管のみで一応演奏会に出たけど高い音 外しまくりだった:笑) >長調と短調についてなのですが、 > 複雑でわからないです。 とのことですけれど、説明を読むと「移調」が判らないみたいですね。 実音はC(ツェーはドイツ語、シーは英語だよね)を長音階の始まりのド(イタリア語 だね)を表しているね。 この楽器には、ピアノ、普通のギター、普通のバイオリン、普通のC管フルート、普通の C管オーボエ、普通のC管バスーン、普通じゃ無いC管のバスチューバなどがありますね。 ホルンは普通はF(エフ:ドイツ語)管でよね。 フルダブルだとB(ベー:ドイツ語)管が漏れなく付いてくる。 他にもトリプルとかディスカントとかいろいろな種類があるので質問者さんは、F管シングル で悩んでいると決めちゃいます。 C管の楽譜(これを記音といいます)は実音と同じだから移調は発生しませんね(でも エレキベースとかコントラベースとかは厳密に言うとCなのに記音と実音にはオクターブ の移調があります)。 そのC管に対してF管は? 実音Fを長音階のドとして扱う移調楽器(ヘ長調)ですからピアノから見ればホルンのド はFなわけ(ヘ長調)ですね。 ピアノで弾くためには♭1個付けないとFをドとするヘ長調の長音階にならないわけ。 ホルンから見るとF管はヘ長調だから元々♭が1個ついた状態でハ長調の楽譜になってい ます。 なのでピアノの下第1線のドの音を吹くためには♭1個を打ち消すために#1個付けた ト長調で演奏します。 まとめると移調楽器は移調された調の調号を打ち消す#♭をつけてCにすればよいという ことです。 ホルンの高音演奏用のB管(ベー管)は変ロ長調ですね(♭2つ)だからCと合わせるため には♭2個を打ち消すために#を2個付けたニ長調になるということです。 ピアノがB(変ロ長調)であるということは♭2個付いていますね。F管ホルンには元々♭1個 付いているので楽譜は♭2個にするために♭1個を付けたヘ長調でよいのです。 ピアノが変ロ長調のド=B(ベー)でホルンがヘ長調のドに当たるファ=B(ベー)で同じに なるわけです。 常にピアノとF管ホルンの間には同じ音程の隔たりがあります。 一方短調と長調は三度の隔たりがある関係です。 下の表のように常に長調の主音の三度下が短調の主音と覚えておけばいいかも moll→dur C→Es…なぜCの三度上はEじゃない?それはEだとするとホ長調だから短調の主音はCではなくCisのはずだから違うと判る D→F E→G F→As…なぜFの三度上はAじゃない?それはAだとするとイ長調だから短調の主音はFではなくFisのはずだから違うと判る G→B A→C H→D 上記のように短調(moll)から長調の主音(ド)が判れば、さっきの#♭の足し算で簡単に楽譜 の調号が判りますね(^^; このルールで後半の課題を考えてみます。 ホルン → ピアノ(実音) Gesメイジャーの場合→ Desメイジャー フラット5つ Gesは♭6つでF管ホルンにはすでに♭1個が付いているから♭1個を引いて♭6-♭1=♭5 Fisメイジャーの場合→Cisメイジャー ♯7つ Fisは#6でF管ホルンには♭1個が付いているから♭1個を打ち消す#1個を足すので#6+#1=#7 何かの参考になりますように(-人-)