• ベストアンサー

ツララを融かす

田舎暮らしの老友からこんな問題が届きました。 軒先のツララを見て思いついたそうです。 私の方は脳みそがパニック。 そこでお伺いします。答えに至るまでの考え方、又、どのような数学と物理法則を使うのかということです。 よろしくお願いいたします。    問題 ◎このツララの重さは2キログラム ◎長さ100センチ ◎カットした上部円周は30センチ ◎カットした下部円周は10センチ ◎200リットルの浴槽には40℃のお湯 ◎このツララを砕かないでそのままそっと入れる さて、何分何秒で溶けるでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • kagakusuki
  • ベストアンサー率51% (2610/5101)
回答No.2

 その問題を計算で解くためには、その浴槽にそのツララを入れた場合に、お湯の対流どの様になるかという事も計算する必要があり、対流の形や強さは、浴槽の形や大きさも影響しますし、ツララが溶けて形や大きさが変わった場合には、その度に計算をやり直さねばならないため、非常に複雑且つ膨大な量の計算になると思われますから、手計算や電卓程度では無理で、コンピューターでシミュレーションする必要があると思います。  そんな事をする位であれば、氷の塊を同じ形に削って、実際に試してみた方が、余程話が早いと思います。  因みに、そのツララの形は、円錐形の先端部を取り除いた形です。  下部の円周の長さは上部円周の長さの3分の1なのですから、元の円錐形から取り除かれた長さは、元の円錐形の長さの3分の1の長さである事が判ります。  すると、ツララの長さである100cmは、元の円錐形の長さの3分の2である事になりますから、元の円錐形の長さは150cmで、取り除かれた先端部の長さは50cmである事になります。  従って、ツララの体積は、 (30cm÷π÷2)^2×π×150cm÷3-(10cm÷π÷2)^2×π×50cm÷3≒3448cm^3 になりますから、氷の密度を0.917g/cm^3だとすると、 3448cm^3×0.917g/cm^3≒3162g という計算から、そのツララの重さは約3.2kgである事が判ります。(2kgでも8.8kgでもありません)

apparepyon
質問者

お礼

ありがとうございました。 なるほど、そういう複雑な数式になっていくのですね。 コンピューターシミュレーションとなるともう、私の理解できる世界からはかけ離れてしまいます。 大変勉強になりました。 最初の回答者共々驚くような頭脳の持ち主ですね。 このような場でお二人と会話できたことを大変嬉しく思います。 ほんとうに有り難うございました。

その他の回答 (1)

  • Kirby64
  • ベストアンサー率27% (668/2450)
回答No.1

 氷の比重を0.92とすると、そのサイズだとツララの重さは約8.8kgになります。  2kgとはかけ離れすぎておりますなぁ。

apparepyon
質問者

補足

早速の回答ありがとうございます。 ツララをとった時の重さが2キログラムだそうで、おっしゃるように8.8キログラムの計算でお願いします。 すみません、思考順序を知りたかったものですから。

関連するQ&A