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バッテリーが膨らんでいる原因は?
- 昨年,車用12Vバッテリー(Panasonic Caos Lite 115L)を野外キャンプ用に買って使っていたのですが,昨日見たところ,ケースがぷくーっと膨らんでいます.電圧は3Vしかありません.原因としては何が考えられるでしょうか
- バッテリーの膨張原因はサルフェージと過充電の可能性がありますが、電圧が3Vになっていることからサルフェージが疑われます。
- 新しいバッテリーを買っても同じ問題が起こる可能性があるため、バッテリーの膨張原因を的確に知りたいと思っています。
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質問者が選んだベストアンサー
>放電~瞬間的に使ったかもしれませんが,いつも11.5V以上に保っています バッテリーは、気温25度で100%の性能を発揮します。 1度の温度変化で、1%の性能が低下します。 質問の場合、マイナス15度との事。 新品フル充電バッテリーでも、既に最大60%の性能しか発揮出来ません。 >(11.8V以下になったら充電器にかけていました) これが、基本的な間違いです。 たぶん、過充電になった可能性がありますね。 >電圧が3Vになってしまっていることも考えると,サルフェージが怪しい気もします. サルフェーション現象は、たぶん無関係だと思いますね。 ご存知の様に、バッテリー内の銅電極とバッテリー液(硫酸)の結合で「硫酸鉛」が電極に付着する現象です。 硫酸鉛は電気を通しませんから、充電も出来なくなります。結果、電圧が低くなります。 が、質問者さまの場合「度々充電」を行っていますよね。 硫酸鉛は、充電を行う事でバッテリー液に溶けて無くなります。 >サルフェージだとしたらなぜおきる? 先に書いた様に、鉛バッテリーには100%発生します。 銅と硫酸の化学変化ですね。 充電を行う事で、硫酸鉛は硫酸に溶け出します。 >専用充電器でも過充電が発生する? 通常は、リレーが働いて自動的に過充電状況になれば充電を停止します。 が、質問者さまの場合「気温マイナス25度環境」ですよね。 バッテリーが、そのままだと環境に適してません。 (軽油・ガソリンでも、沖縄と北海道では成分が異なります) 寒冷地仕様の自動車を見れば理解できると思いますが、バッテリー本体には「防寒対策」を施しています。 外車の場合は、ウレタン製カバーでバッテリーを覆っていますよ。 先に書いた様に、バッテリーは25度で(現状況での)100%性能を発揮します。 マイナス25度では、何時間充電しても(気温25度状態での)100%の状態にはなりません。 電圧が上がりませんから、ずーーっと充電状態です。 が、実際は過充電状態に陥っています。 極端な例ですが、富士山頂上と地上では「沸点が異なり」ますよね。 富士山では、約88度でお湯が沸きます。 100度で自動停止する湯沸かし器を使うと、88度になっても未だ加熱し続けます。 余談ですが・・・。 100均で「保温・防寒材」(ウレタン又はスポンジにアルミ箔を貼っているシート)を買ってきて、バッテリー側面と下部を覆って下さい。 これだけでも、案外効果がありますよ。
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基本的なバッテリーの選び方が間違ってます 自動車用バッテリーを過度に充放電させればそうなります 繰り返し充放電して使う場合は、ディープサイクルバッテリーを使いましょう 参考に http://www.barjp.com/kinuya/shop/optima/note/dep.html http://shop.onegain.co.jp/shopbrand/013/O/ >専用充電器でも過充電が発生する? 充電電流や充電時間によっては当然発生します ディープサイクルバッテリーの充電には、ディープサイクル対応の充電器でないと完全にフル充電できない場合があります 充電不足や過充電を防ぐには、ディープサイクル対応の全自動充電器がお勧めです
お礼
ディープサイクルではないので,容量のかなり大きいものを,あくまで12V付近で使用すると云う前提だったのですが...(11.5V以下にはならないように) リポとかも持ってますが,あぶないので今回は鉛蓄電池の大型を上記のような配慮で使ってました. 今後の参考にします.ありがとうございました.
- t-aka
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このバッテリーはメンテナンスフリーではないでしょうか。 そうすると、充電器もメンテナンスフリーに対応しているものでなければなりません。 当方の事例では、家族の車がバッテリーがあがってしまい、充電器を量販店で購入。 その後、充電してもすぐあがってしまう。 このとき、電圧は測定していませんでしたが バッテリーは膨れ上がっていて、メンテナンスフリーのバッテリーに通常の充電器、という組み合わせでした。 外していたら、ごめんなさい。
お礼
ありがとうございます.今後の参考にします
自動車用バッテリーは、ニッカド電池やリチウムイオン電池の様な繰り返し充電での使用は出来ません。 あっという間に寿命になります。 そのような使い方が出来るように設計されて居ないのです。 繰り返し充電に使えるタイプで、サイクルバッテリーと言う物があり、形状は自動車用バッテリーと同じ物で、電動カートや潜水艦などに使われるバッテリーです。 ですので、キャンプなどで使用されるのであれば、サイクルバッテリーを選ばれてください。 こちらであれば、電気を使った後で充電して再利用。と言う使用方法が出来ます。
お礼
ありがとうございます.今後の参考にします
お礼
ごていねいな回答をありがとうございました. 室温に戻してしばらくすると,電圧が12Vに回復しました.ケースは一度膨らんでしまったのでそのままですが... パナに電話がつながったので尋ねたところ,12.8Vだとマイナス30度でも持つが,私のような使い方をして12V以下のまま寒冷な場所に保管すると,もっと高い温度(マイナス15度くらい)でも凍結することがあるそうです. 充電時Pb,PbO2,H+,SO4^2-の希硫酸が,放電するとPbSO4とH2Oになってしまうので,濃度が低下して凍結しやすくなるみたいです 自動車ではエンジン切る時はたいてい満充電なので,こういうことは起こらないそうです. oska様のご指摘もいろいろと参考になったので,ベストアンサーにしたいと思います.ありがとうございました.