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「隗より始めよ」の使い方

「隗より始めよ」は中国の故事からのものですが、もともとの意味は「事を始める時には身近なところから始めなさい。」ということでした。現在では意味が拡大されて、「物事は言い出した人から始めなさい。」という意味で使われています。ですから、上司が部下に言う、あるいは自分自身に言い聞かせるように言うのはいいと思いますが、部下が上司に、あるいは同僚同士などの場合、『「隗から始めよ。」だから~さんがしてください。』という言い方は失礼になると思いますが、どなたか正しい使い方を教えてください。

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noname#212058
noname#212058
回答No.2

『そこまで言うのなら、「隗から始めよ。」で、まず○○さんが規範を示して頂けませんか?』 みたいな使い方ですかね。 『ぐだぐだ批評ばかりしてないで、まずは行動したらどうですか?』 みたいな感じになるのではないかと思います。

ozimo
質問者

お礼

ありがとうございます。やはり「始めよ」は「始めなさい」という命令的な意味合いを持つ感がありますよね。ご回答のように、使い方によってはかなり失礼になるのでしょうね。よく意味を知って、使うことは大切ですね。

その他の回答 (3)

  • kine-ore
  • ベストアンサー率54% (808/1481)
回答No.4

本来の意味から辿ってみましょう。 1.「死馬の骨を買う」…「神機妙算」捨石は布石。必要な無駄はかけよう。 燕の昭王に天下の人材を集める手立てを問われた隗が、前振りで上げた例。 2.「先ず隗より始めよ」…「先従隗始」広く賢者を招くには手近なものから優遇を。 私、隗ごとき小物でも優遇すれば、自ずから優れた賢士が集まってくる。 3.「請う隗より始めよ」…「請従隗始」隗なみとしての謙虚な自薦。 燕の昭王と隗の例のごとくに、吾から自薦して仕官を求める言辞に。 4.「隗より始めよ」…(1) 「一粒万倍」遠大な計画も卑近な一歩から。(2) 「率先躬行」何事を成すも先ず自分より行うべし。

ozimo
質問者

お礼

ありがとうございました。〔1〕の意味は分かっていますが、〔2〕の意味で他人から言われたりすると、ムッとすることにもなりますよね。そういう認識でいいですか。故事成語は正しい意味を知って用いることが大切ですね。「隗より始めよ」は他人に向かって言う言葉より自分自身のための言葉ですよね。

  • cxe28284
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回答No.3

上司には難しいと思いますが、同等の関係だったら 「隗会より始めよという言葉もありますから、発案された方が先陣を切って 担当してくだされば、ついていきます。」正しいかどうかは分かりませんが、 きまずくはならなうとおもいます。

回答No.1

本来の意味は 人材不足に悩む主君に… 「まず私の待遇を良くしてください。私のような凡人が高給取りだと言う噂が広まられば、優秀な人材が集まります。」 と家臣がアドバイスした故事から来ていますので…。 ビジネスを想定するなら 「とりあえず言い出した人を起用して、後々、プロジェクトチームを整備せよ」 の場面設定が適当な使用機会と思います。