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抗酸化作用のある栄養素。
健康関係のHPに「抗酸化作用のある栄養素」として、皆さんおなじみのビタミンC以外にも、ビタミンA・ビタミンB6・ビタミンE・亜鉛・カテキン・ポリフェノール・リコピン・フラボノイド・ベータカロテンなどがあげられていましたが、「抗酸化作用の強度」は栄養素ごとに違うのでしょうか?全ての栄養素について答えていただく必要はありません。1,2個でもいいので、できれば、「ビタミンCより強いか弱いか」が分かるように教えてください。
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「抗酸化作用の強度」の違いは比較できません。作用部位が異なるためです。 Cは水溶性であり.水系で過酸化物等の分解を担当しています。 Eは.脂溶性であり.脂質中の過酸化物の分解を担当しています。 ベータカロチンはビタミンA2の部室名であり.ビタミンAと同じもの。ただし.カロチン1分子からA11分子しかできないので.IUで比較のこと。 ポリフェノールはたしか.ビタミンE(番号忘却)であり.同じ物。ただし活量が低いのでg当たりの換算が必要。 カテキン・リコピンは知りません(細菌報告されたぶしつでしょう)。 ビタミンAやフラボノイド(B2類似ぶしつではなかったかなと思います)は.その構造が不安定で.過酸化物により分解されやすいという性質があります。その結果.過酸化物ができやすい体質の方(例.鉛作業者等ポルフィリン濃度の高い方)は栄養失調になりやすいのです。 B6と亜鉛は.たんぱく質合成に関係しています。つまり.肝臓(ほとんどの細胞でも)で合成される(酵素名忘却)の合成に関係しています。酵素が合成されれば過酸化物が分解されます。 一般的には.細胞間液を含めた血漿・リンパ液中の過酸化物を分解するのが(肝臓で作られた酵素)です。 細胞内の水系部分がビタミンC。 脳内神経伝達ぶしつ(過酸化物類似の構造です)等を分解するのがビタミンE。 その他ぶしつは.十分なCEが存在しないと.分解が促進されるので.CE不足の栄養失調時に注意が必要程度のないようです。 だから.CE以外は.「抗酸化作用」については.「ない」と近似して考えます。 今は変わったかもしれません。