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コンクリートの圧縮強度の重要性について
コンクリートの圧縮強度の重要性についてどなたか簡単に教えてくれませんか?
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コンクリートで作られる建物の場合、1階の柱や梁には2階以上の重量が作用します。このように、外力が作用するより、自分自身の重量が作用し、これが圧縮荷重になり、大きな荷重となります。他の荷重として機械類や什器類など持ち込まれたもの、人間の体重などになりますが、自重に比べたらかなり小さいと思います。これらと自重により、梁や柱には圧縮荷重が多いですが、曲げ荷重によって引張の応力も発生します。これらと、地震の際の引張荷重に対応するため、引張に強い金属、鉄筋を入れて補強しています。コンクリートは圧縮に強く、引張に弱い材料ですので、圧縮荷重が作用する箇所に使われ、圧縮強度が問題になります。
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- do_ra_ne_ko
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数日前に、「破壊力学の原理」という本を買って読み始めました。 400ページある本の1ページ目の3行目を訳すと次のようになります。 「古代人は (知らないながら) 構造物が常に圧縮応力を受けるように設計していた」 それに続いて少し意訳をすると、 「ローマ帝国の発展に重要な役割を果たしたローマ式アーチはすべて圧縮応力だけ を受けるように設計されていた」 つまり2000年以上前から圧縮応力だけを受けることにより強度を保つ複雑な 構造物が作られていました。 当時は石造りでしたが、この石の代わり圧縮強度だけを負担するコンクリートが 使われるようになったということでしょう。 コンクリートの圧縮強度の重要性のご説明はこれだけで十分だと考えます。 なお、付け加えれば鉄筋を入れることにより、引っ張り強度も付加したのが 鉄筋コンクリートですが、基本的には圧縮強度に期待していることには変わりありません。
お礼
回答ありがとうございます^^ 参考になりました♪♪
お礼
回答ありがとうございます^^ とても参考になりました!!