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学説について

法律を初めて勉強することになりました。 学説がいろいろあってややこしく思います。 通説ではなく 学説の理解は覚える必要はあるのですか?

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  • hekiyu
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回答No.2

通説ではないけど、有力説てのは ありますよね。 それを覚える、んじゃなくて理解すると 法律の理解も深まりますよ。 例えば、司法消極主義てのがあります。 通説は、三権分立や司法の非民主制などを理由に 司法消極主義を採ります。 一方、有力説で、司法積極主義てのがありますね。 どうしてこういう説が出てきたんでしょうか、と 考えます。 近年、政党が発達して、立法府と行政府が一体化 してきました。 すると、三権分立は、実質、司法対立法、行政の二権分立 の様相を呈してきます。 そういう政治状況下で、司法が憲法判断において 消極的でよいのか、これで人権保障を全うできるのか という問題が生じて来るのです。 ちなみに、 司法試験などでは、通説の他に、有力説ぐらいは 押さえておかないと、まずいでしょうね。

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回答No.1

覚える必要は必ずしもありませんが、学説の理解は、正しく通説の真理(真意)を知る為にも必要かと思われます。 また、ご承知のように、法学上の「通説」は、一般に使われる通説とは、殆ど、逆の意味になるほどの隔たりがありますよね。一般的な使用で通説と言えば、巷に流布されている、噂に近い、余り信用してはいけない都市伝説のようなものという感覚になりましょうが、法学上では、学説上の多数意見、支持率の高いものを指して「通説」と言いますね。そして、通説は、法とか、判例とは異なることも多いということになっています。 一般民間人が参加する裁判制度が始まった折でもありますから、是非、「通説」という言葉一つ、一般社会とは甚だしく乖離しているというご認識で、今後の勉学にお励みください。ご健闘を祈ります。

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