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内臓で臓がつくのと、つかないのがある。

内臓には、心臓など臓がつく組と、肺、胃など臓がつかない組がありますが、どうしてですか。

質問者が選んだベストアンサー

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  • momordica
  • ベストアンサー率52% (135/259)
回答No.3

五臓六腑と言いますが、五臓は(心・肝・腎・肺・脾)、六腑は(大腸・小腸・胆・胃・三焦・膀胱)です。 「臓」と「腑」の違い、お分かりになりますでしょうか。 実際に臓器というものを見たり触ったりしたことがあれば(別に人間のものでなくて構いません) イメージとして違いが分かるかなと思うのですが。 「臓」と呼ばれているものは、すべて、中身が詰まってボリュームのあるごろっとした「塊」です。 それに対し、「腑」の方は中身の空いた「袋」状あるいは「管」状の臓器です。 そういう違いから別物として分類されたわけですね。 なお、ほかの方もご指摘の通り、肺は、現在「臓」を付けずに呼ばれることの方が多いですが、 「肺臓」とも呼ばれ、「臓」の方に分類されます。 六腑に含まれる三焦というのがどこを指すのかはよくわかりません。 また、膵臓は昔は臓器と認識されていなかったようで、五臓六腑には含まれません。

kokutetsu
質問者

お礼

なるほど。よくわかりました。ありがとうございました。

その他の回答 (4)

  • kagakusuki
  • ベストアンサー率51% (2610/5101)
回答No.5

 昔の中国では、内臓を「臓」、「腑」、「奇恒の腑」に分類していました。  以下のサイトに拠りますと、 臓とは貯蔵や分泌を行うものと考えられていたものの事で、 腑とは管状の構造をしていて、食べた物を移送し、変化(消化・吸収)させ、排泄する働きをしているもので、 奇恒の腑とはそれ以外のものをしている様です。 【参考URL】  漢方ワールド > 漢方基礎理論-漢方生理学 > III 人体の機能単位:五臓六腑奇恒の腑   http://members.jcom.home.ne.jp/1639705511/theory/gozo.htm  臓は心臓、肺臓、脾臓、肝臓、腎臓の5種類があるため、五臓と呼ばれます。  腑は小腸、大腸、胃、胆のう、膀胱、三焦の6種類があるため、六腑と呼ばれます。  奇恒の腑には脳、髄(脊髄と骨髄)、骨、血管、子宮が含まれます。  尚、膵臓は、独立した臓器ではなく、心臓の付属物に過ぎないと考えられていたため、五臓六腑と奇恒の腑の中には名前が出て来ません。  又、三焦とは、幾つかある人体の基本的構成要素の内、気・火・津液が流れる通り道の事です。  この内、津液とは体内の水分の事です。  気と火は科学的には存在していません。  古代中国の知識や考え方は、現代の科学とは異なっていましたから、内臓の働きに関しても、異なった捉え方をしていたため、現代の知識を基に考えたのでは、解り難い分類も中にはある様です。  日本語による内臓の呼び方は、元々は中国から入って来た知識が基となって決まったため、五臓以外の臓器には、基本的には「臓」が付きません。  膵臓に関しては、前述の様に心臓の一部であると考えられていましたから、独立した臓器としての名前は無く、「心包」という付属物と考えられていた様です。  以下のサイトに拠りますと、初めて「膵」の文字が現れたのは、1805年の事で、宇田川玄真という人が「膵」というそれまでには無かった文字を作り出して、「医範提綱(いはんていこう)」という本を書いた時に、膵臓の名前を示す際に使用したのが始まりという事の様です。 【参考URL】  (社)秋田県薬剤師会 > 百薬一話 バックナンバー > 1999年下半期 > 『第413話』 すい臓の名称由来と機能   http://www.akiyaku.or.jp/hyakuyaku/hyakuyaku.html?pmid=413  この時、「膵臓」という様に「臓」の字が付いていたのか、それとも「膵」だけだったのかは、私が調べた限りでは良く判りませんでしたが、後世に「膵臓」という様に「臓」が付いた名前で呼ばれる様になった理由は、おそらく、元々が心臓という「臓」に含まれていたためではないかと、私は推測します。

kokutetsu
質問者

お礼

膵臓の発見にそんなに時間がかかったとは面白いですね。勉強になりました。ありがとうございました。

  • LN-TF
  • ベストアンサー率53% (320/596)
回答No.4

既に回答が挙がっているように、東洋医学から来ています。 東洋医学は五行説と密接な関係があり、「気」とか「精」とか云う西洋医学にない概念があります。 なお、「心臓」は「心包」と云って臓を付けない事があります。 「精」「気」「血」が詰まっている(貯蔵されている)のが臓器です。 「胃」や「大腸」「小腸」等は「腑」になります。「胃の腑」等と古くはいったりしました。又、「胃」を「胃管」という云い方をしたように中に空間があって、臓の蓄えている「精」「気」「血」等を、連絡させるための器官を「腑」と云います。 http://members.jcom.home.ne.jp/1639705511/theory/index.htm IIIの「人体を構成する機能単位:五臓・六腑・奇恒の腑」を参考と致しました。

参考URL:
http://members.jcom.home.ne.jp/1639705511/theory/index.htm
kokutetsu
質問者

お礼

なるほど。よくわかりました。ありがとうございました。

回答No.2

詳しくは知らないのですが、伝統中国医学で人間の内臓全体を言い表すときに用いられた言葉として「五臓六腑」というのがあり、「臓」がつくのはこの五臓に含まれている物みたいです。 なお、「肺」は五臓に含まれる物で、「肺臓」という言い方もあります。

kokutetsu
質問者

お礼

ありがとうございました。

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.1

五臓六腑?

kokutetsu
質問者

お礼

ありがとうございました。

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