- 締切済み
原価計算
日商簿記検定1級では原価計算という科目がありますが、2級の工業簿記で学んだ原価計算とはどのように違いますか?
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
みんなの回答
- minosennin
- ベストアンサー率71% (1366/1910)
回答No.2
こちらに1級、2級の出題区分表があります。↓ http://www.boki-community.com/kougyouboki.html 大まかに云えば、ベースの部分は1,2級共通で、もちろん1級の方が難易度は高いと思いますが、それに1級は特殊論点が加わった形のようです。 なお、現実には、この区分表で1級に区分されているものが2級に出てくることもあるようです。 詳細は、書店で立ち読みされてください。
- yosifuji2002
- ベストアンサー率51% (969/1888)
回答No.1
工業簿記に出てくる原価計算は、すでに仕掛品や製品の評価(金額)が決まっていて、その仕訳をするというものですね。 1級の原価計算は文字通りその製品等の製造原価を計算する方法です。 生産要素、材料、労務費、経費等を、製造の数量データ、つまり生産開始の数量から終了の数量、未完成の仕掛状態の数量、それに要したそれぞれの生産要素の費用の発生は何処でいくら生じたのか、それは完成品と仕掛品に位どう配分するのかというようなことを理論的に計算するもので、2級までには全くなかった科目です。 簿記というよりは生産管理や工程管理といったほうが良い部分をたくさん含んでいます。 この原価計算の結果を仕訳で処理するのが工業簿記といっても良いでしょう。 従って、初めて1級に挑戦する人で工場の経験がない人は全くわからないという場合もあります。 私は1級に合格するかどうかはこの原価計算が理解できるかにかかっているといっても良いと思います。 もし貴方が製造業の経理ならば、是非覚えていただきたい科目です。