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フランスの家庭料理
フランス人って家で作る時も日本で食べられるフレンチのような高級なものを食べているのですか? あと、フランス人がよく作る家庭料理とレシピがあれば教えてください。
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数多く出会ったフランス人から聞いたことなので、フランス人の大多数がそうである確証はありませんが、彼らにとっての「ご飯とみそ汁」は、「ビーフステーキとフライドポテト」なのだそうです。そう言われればそうで、フランスに2ヶ月ほどいた時も、この食事がやたらと多かったのを覚えています。また余談ですが「ビーフステーキ」は、日本ではよく「ビフテキ」と縮めて言いますが、これは「ビーフステーキ」を縮めたのではなく、フランス語の「ブッフテック」からきた言葉でした。 日本人はビフテキと言うと、かなりの「ごちそう」「贅沢な料理」というイメージがありますが、フランス人にとっては日常食で、家庭でもしょっちゅう牛肉を焼いて食べています。もちろん付け合わせは「フライドポテト(皮つきじゃがいもの素揚げに塩をふりかけたフレンチ・フライドポテト)」です。 肉食文化の彼らは、主食を「肉」としているため、牛肉、鶏肉、羊肉は家庭の食卓には欠かさず登場します。家庭での調理法は、フライパンで焼く(グリエ、ソテ)、オーブンで焼く、煮込むといったところが多いです。 庶民的な野菜料理の代表格は「プティポワ・フランセーズ(えんどう豆のフランス風煮込み)」が有名です。 日本で作るとしたら、さやえんどうを生で買うと結構高くつくので、冷凍のグリーンピースでも充分おいしいものが作れますので、以下にフランスの田舎町で料理自慢のマダムに教わったレシピ(日本風の材料にアレンジ済み)を記します。 ≪プティポワ・フランセーズ≫ えんどう豆(冷凍グリーンピース)・・・・・・・・・・・・・・500g 玉ねぎ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/2個 ベーコン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1~2枚 レタスの葉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2枚 バター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量 コーンスターチ(なければ薄力粉小さじ1でも許せます) ・・小さじ2 塩・こしょう、水・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量 おまじないのグラニュー糖・・・・・・・・・・・・・・・おまじない程度 作り方 (1)深鍋(ル・クルーゼのような厚手のホーロー鍋が望ましい)に無塩バターを熱し、ベーコン(粗みじん切り)、玉ねぎ(繊維に沿って薄くスライスしたもの)を弱火でじっくり炒め、ベーコンの旨み、玉ねぎの甘みを引き出します。 (2)コーンスターチを振り入れ、粉ッ気が切れるまで炒めたら、火を少し強めて、適当な大きさにちぎったレタスを入れます。このレタスの葉を先に入れ、炒めて水分を出すのがおいしく作るポイントなのです。 (3)そこに凍ったままのグリーンピースを一気に入れ、全体が温まるまで木ベラで混ぜます。 (4)この時点でかなり水分が出てきていると思いますが、足りないようなら、ひたひたよりも少なめに水を加えます。(野菜の旨み、甘みを味わう料理なのでブイヨンキューブなど人工的な味は入れないほうがおいしいと思います) (5)煮汁の味を見て、下味の塩・こしょうをします。(濃くしないように!あくまで下味です) (6)おまじまいのグラニュー糖をひとつまみ『おいしくなってね!』と願いを込めて加えます。(フランス人のマダムはいつも楽しげにこれをやっておりましたので、僕は今でも真似しております) (7)硫酸紙(クッキングシート)を鍋の内側の大きさに切り、空気穴を切り開け、鍋にかぶせてごく弱火にして30分程度煮込みます。(そんなに煮たら豆の色が茶色くなってしまう!とお思いでしょうが、豆はクタクタに近いほど甘みが出ます。料理にみりんや砂糖を使う習慣のないフランス人は、この野菜の甘みをものすごく大切にします。だから色なんて二の次という考え方なのでしょうね) (8)仕上げに塩、こしょうで調味し、バターをほんのひと切れ加え、混ぜればでき上がりです。 グリル、またはボイルしたソーセージ、ローストしたチキンの付け合わせ野菜としてよく登場していました。一度に結構たくさん作るので、翌日はミキサーにかけてスープに、そのまた翌朝まで残ればバゲットに塗るペーストとして、最後の最後までおいしくいただきます。 僕は、このプティポワ・フランセーズ、軽くトーストしたバゲット、テーブルワイン…この三つがあれば、かなり幸せになれます。お試し下されば幸甚です。
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- pate_brisee
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こんにちは。毎日のことなら、サラダやパテと、子羊やなにか肉か魚をローストしたのと、チョコレートケーキ、くらいあればいいほうで、二品とか、一品は買ってくるとか、若いとか小食なら、一皿で済ませる人も、多いのだと思います。デザートは、昼か夜に一口ずつでも食べる人が、多いように感じますが、、、 気になったのが、フランス料理というのが、高級な店をイメージされていること。フランスでは、安価で気軽な庶民派レストランも、たくさんあります。パリの例ですが、小さいビストロで供されているのはこんなので、家庭料理とも被っています。 前菜 レンズ豆といんげんのサラダ きゅうりのサラダ 卵のココット 干ダラのブランダッド 田舎風パテ 生牡蠣 帆立のサラダ メイン 子羊のロースト 牛ヒレのステーキ 豚ヒレのメダイヨン 牛肉のエスカロップ 鴨のコンフィ ポトフ 鯛のロースト ハーブ風味 すずきのムニエル トマトのソース 鮭のポワレ ワインソース デザート パン・ペルデュ タルト・タタン ヴァシュラン モリュー・ショコラ アイスクリーム 具体的なレシピとしては、「パトリス ジュリアン」という人の本が、わかりやすいと、私は思います。あと、いまぱっとアマゾンをみたら、「フライパン一本でできるお手軽フレンチ」とか「人気のビストロフレンチ」など綺麗でわかりやすそうな本があるようです。 ほかの方が書かれるように、もっと地方色強い家庭料理も、たくさんあります。
- matilda
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こんばんは。 ちょうど一年ほど前に日本でも公開された『ジュリー&ジュリア』 という映画が参考になるかもしれません。 アメリカにフランスの家庭料理を紹介した、ジュリア・チャイルドと 彼女のレシピを再現して、ブログで紹介したジュリーの話です。 残念ながらレシピ本等は読んだことがありませんが、 映画はとても興味深い作品でした。お勧めです。 レシピ本はこちら。検索してみてください。 Julia's Kitchen Wisdom Mastering the Art of French Cooking, Vol.1 こちらには郷土料理を紹介しています。 http://www.francemania.net/Gastronomie/oishi%20info/recette_list.htm
お礼
レシピ本まで紹介していただき、ありがとうございます^^
- morino-kon
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フランスも、日本と同じように地域性があります。 田舎の家庭料理は、ラタトゥーユ。 これは、あり合わせの野菜をバターかオリープオイルでいためて、フタをし、野菜の水分だけで煮る料理。 味付けは塩味程度すが、それぞれの家庭により、バリエーションがあります。 ニンニクをいれるとか、ハーブをいれるとか、白ワインやコンソメをいれるとか。 野菜は、ズッキーニ、玉ねぎ、人参、ナス、カボチャ、トマト・・・有り合わせです。 地中海に面した地方では、ブイヤベース。 ムール貝だの、エビたの、たらだのの、洋風よせ鍋です。 野菜はセロリ、人参、玉ねぎを少しだけ炒めて入れます。 サフランを入れるのですが、日本ではとても高いです。 日本で作る場合は、ブイヤベースのもとを使うのが一番。 http://housefoods.jp/products/catalog/cd_56448.html なんの肉でも魚でも、ソテーしてソースをかける、ハーブで味付け、煮込む・・・これでメインは出来ます。 ソテーした場合、フライパンに残った油で玉ねぎ等の香味野菜をいためて、ワインでにつめて網でこせばソースになります。 生クリームだの、赤ワインだの、マスタードソースなど、バリエーションはつけられます。 ハープ焼きにするのは、タイムとローズマリー、ガーリックと塩コショウがあれば、どんなお肉にも合います。 煮込むのも、トマト味、コンソメ、クリーム、デミグラス・・・バリエーションあります。 ソテーするときに、小麦粉をつけると、ムニエルになります。 ムニエルは、「粉屋の娘」という意味だそうです。
お礼
フランスというと高級なフレンチのイメージしかなかったので意外でした^^回答ありがとうございました。
- O-Gon
- ベストアンサー率22% (1024/4610)
>フランス人って家で作る時も日本で食べられるフレンチのような高級なものを食べているのですか? ありえないです。 それは日本人が毎日会席料理を食ってるようなものですよ。 >フランス人がよく作る家庭料理とレシピ フランスは大きいですから、各地方によって違いますよ。 たとえば大抵のフランス人はエスカルゴなんて食べないですねー。。。 あれを食べるところではエスカルゴ祭りなんてものまでありますけどね。 日本でも沖縄料理と北海道料理とは全然別ですが、両方とも日本の家庭料理ですよね。ソーユー感じです。 で、ぼくが聞いた奴だとオニオングラタンスープかなー。 コンソメキューブを溶かしてたまねぎをいれ、火が通ったら、パンを入れてチーズを乗せて焼くそうです。 釈迦に説法かもですが、ちなみに、スープはブイヨンなどにパンを浸したものがスープです。 で、チーズを乗せて焦げ目を作ることをグラタンと言います。グラタンの語源はおこげだそうですよ。 で、オニオンが入ったパンを浸した吸い物であるオニオンスープにおこげを作るので、オニオングラタンスープですね。 吸い物全般を指す言葉はポタージュですねー。 牛乳が入ったとろみのある吸い物だけがポタージュではないのです。 あと、ロールキャベツはベーコンを巻いてコンソメで炊いて、ホワイトソースをかけて食べるそうですよ♪
お礼
オニオングラタンスープはおいしそうですね^^回答ありがとうございました。
お礼
はい、フランスというと高級なフレンチのイメージしかなかったので意外でした^^; とても参考になりました!ありがとうございます。