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握手攻め? 握手責め?
どちらでしょうか。 ちなみに、今日(2003年8月25日)朝日新聞インターネット版では、シュワルツネガーが州知事選の支持者らの「握手責め」にあっています。私の感覚では「握手攻め」のほうが正しいような気がするのですが・・・。
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広辞苑によれば「せめる」の語源は責め、攻めと表記されるがもとは同源のことばとあります。広い意味を持った「せめる」が漢字表記されるようになって意味が固定したものと思われます。 「攻める」とは積極的に戦いを仕掛けることですから、和解、平和を表す(武器を所持していないことを示す)握手とは馴染まない動詞だと思います。 「責める」のもつたくさんの意味の中に「苦しめる、悩ませる」があり握手攻めとは、相手に握手を強要することで 悩ませ、困らせることだと理解出来ます。
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- kamehen
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言葉の本来の意味からすれば、他の方が書かれてある通り、「握手攻め」が正しいのだと思います。 ただ、あまりにたくさんの苦痛を伴うほどの「握手攻め」にあった為、それを表現するために、あえて「握手責め」と書いたのではないでしょうか。 新聞や雑誌等では、よく見出しなどには、そのような(本来の言葉の使い方とは少し違うが、読む側が一目でわかるような言葉の使い方)表現をする場合があるような気がします。
お礼
kamehenさん、はじめまして。 この見方も、ひとりで考えていたときには思い付きませんでした。 自分の思考がいかに硬直しつつあるかがひしひしと感じられます・・・。 媒体が新聞だという点を考えると、 文章の作成者がそういう考えをもった可能性は、十分ありえますよね。 しかも、この文章が 一面(ホームページ)の写真記事の解説文だったことを考えると、なおさらです。 回答ありがとうございます。
- konkichi
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buledog さん、おはようございます。 konkichi です。 広辞苑によると、「攻める」に、 『身を以て相手との間隔をせばめ身動きが出来ないようにする』と載っています。 ですから、あなたの言う 「握手攻め」の方が正しいですね。 お役に立てば幸いです。
お礼
konkichiさん、はじめまして。 なるほど・・・物理的な距離という視点から見ると 「握手攻め」とも表記できそうだということですね。 広辞苑くらい自分で引きなさいと言われそうですが、 いま海外で、広辞苑が手元にないもので・・・。 本当にありがとうございます。
- taknt
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責めとは 肉体的、精神的苦痛のことをいうようです。 たくさん握手して 苦痛を伴ったという意味でしょう。
お礼
確かに、そう言われて考えてみると 「水責めの刑」などと言うときの「責め」も とがめるというよりは苦痛を与えるという意味でしょうから 「握手責め」も同じ脈絡でとらえられそうですね。 すばやいレス、ありがとうございます。
お礼
martinbuhoさん、はじめまして。 発音が同じなら、語源も同じではないか。 至極当然の自然な考え方ながらも 恥ずかしいことにひとりで考えていたときには まったく思い付かなかった視点でした。 やはり、ひとに聞くと世界が広がりますね。 皆さんのご意見を聞きながら考えましたが、 戦おうとする相手の意志に焦点があたると「攻め」になり 自分の苦痛に焦点があたると「責め」になる、 というあたりに私なりの結論が見えそうな気がします。 「野党の質問ぜめ」などは 見方によってどちらでも使える。 「ファンの握手ぜめ」は相手に攻撃の意志がない以上 やはり「握手責め」のほうがふさわしい。 こんなところでしょうか。 回答本当にありがとうございます。