- ベストアンサー
孤独死問題とは?その問題点とは何かを考える
- 最近の社会問題として注目されている孤独死。しかし、その問題点は何なのでしょうか?
- 孤独死は無縁社会の象徴とされていますが、それだけでは問題を理解することはできません。
- 遅れた遺体の発見や葬儀の負担だけが問題点ではなく、社会的な孤立や人間関係の希薄化など、深刻な要素が存在します。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
家族間の繋がりが薄れているというヒューマニズム的な論調でしょう。 子供が親に定期的に会っていれば孤独死にはならないわけで、 孤独死が増えているということは親に会いに行かない子が増えているということです。 昔ながらの感性で言えばあまり好ましいことではないと思います。 しかし一概に孤独死が悪いわけではないことは質問者さんのおっしゃる通りです。 なんせ日本人の大好きな高福祉のフィンランドなんかは孤独死の数が桁違いに多いですからね。 配達サービスや家電製品の向上などにより 「老人一人でも生活しやすくなったこと」も孤独死が増えている要因ですから、 本人がそれを望んで生活しているケースについては何も問題は無いのです。
その他の回答 (4)
- ooi_ocha
- ベストアンサー率37% (507/1366)
自分もよく分かりませんが、孤独死と無縁死は別々に考える 必要があると思います。 家族がいても、何らかの理由で別居したり、友人知人がいても 亡くなる時に独りぽっちであるのが孤独死と思います。この場合、 本人が死の間際に伝えたいことや伝えられたいことが出来ず 無念が残るのではないか、「可哀想」という意味が強いと思います。 これは社会が崩壊しつつあり、親兄弟妻子という家族関係が希薄 になった事や安心安全が保てなくなりつつある世の中に人々が 危機感持ったものと思います。 無縁死は、家族や知人からも縁を絶ち、本人一人で外界と交流 を持たずして死ぬ。その人がこの世界に存在していたか、しないか 自体が不明で、何かの節に第三者に亡骸が見つかり、死亡が確認 される。しかも無縁死の場合、孤独死+無縁であるため、その人が どこの何という方か個人が特定されないケースが多く、死後の始末 を行政がすることになり、遺品の保管管理や遺骨の扱いに難しい 問題があると言うことだと思います。 振り返れば、戦地で亡くなった兵士や一瞬にして亡くなってしまう 交通事故死者、大地震で埋もれて亡くなった方々も皆孤独死であると 思います。それだけに残された家族は悲しみが強いと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 なるほど。そもそも「孤独=可哀想」という感覚があるのですね。社会的なタブーのような。 確かにこの感覚は僕は理解できないですね。おせっかいのように感じてしまいます。 「無縁死」のご説明については、No.3の方から指摘いただいたように 本人が身元と遺物の扱いを明確にしておけば解決できる問題のように思います。
>誰にも知られずに一人で死んでいきたいと願っています。 あなたがそれで良しとするなら、別にどうこう考える事はないかと思いますよ、 脳内でそう思考完結している方は、何を回答しても理解できない問題でしょう。 生前から亡くなった際の後始末の方法(遺書)は、記しておきましょう。
お礼
回答ありがとうございます。 「孤独で死ぬことは良しとしない」ことが一般の価値観であることは頭では理解していますが その理由がわからないためこの質問をさせていただきました。 確かに理由を知ることができても理解することはできないかもしれませんね。
医療や福祉のささえを受けないで老人が死ぬ社会が、良い社会と思われるなら、それでもよいのですが、ほとんどの人間は、そういった状況が当たり前になることを、問題視するものと思われます。 なお、日本は自由な社会なので、あなたが、孤独死を選ぶことは、あなたの自由です。
お礼
回答ありがとうございます。 「孤独=医療や福祉のささえを受けない」 では無いと思うのですが違いますでしょうか? 医療や福祉の支えが無い社会が問題というのは理解できます。
>誰にも知られずに一人で死んでいきたいと願っています。 で、その死体は誰が片付けるのでしょう。 身寄りが出てくるまで、(いないことが確認できるまで) いろいろな人が迷惑を蒙ることでしょう。 いわば社会に迷惑をかけてはばからないと宣言しているのと同じです。 それに比べれば身寄りがいて、事前に費用の心配などもさせずに 静かに逝ってくれれば誰も迷惑を感じることがありません。 孤独死の問題はまた別の問題で、 社会の成熟性の話になりますが。
お礼
回答ありがとうござます。 質問の方にも書きましたが、遺体の処理については本人が生前にしかるべく準備しておけば 解決できると思うので、あまり本質的な問題ではないと思います。 >孤独死の問題はまた別の問題で、 そちらの方を知りたいと思っているのですが。
お礼
回答ありがとうございます。 みなさんの回答から孤独死の問題が少し理解できた気がします。 ・孤独死とは今の日本では一般的に自ら求めるものではないということ。 ・そのため、一般的に言えば孤独死するということは、医療や福祉など社会の支援を望んでおきながら受けられない状態になったためだということ。 ・孤独死を望むのであれば、然るべく準備をしておくのであれば、あくまで本人の自由であること。 ということです。 「自ら望む孤独死」「自ら望まない孤独死」を混同して考えていたため 孤独死を社会問題として捉えることに反感を感じていましたが、そのような問題ではないことがわかりました。 いろいろご意見いただきありがとうございました。