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レバーとプリン体について

レバーにはプリン体が多く含まれていますがなぜレバーや白子などの特定の食品に多く含まれているのですか?細胞の数と関係があるのですか

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  • BALB
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回答No.2

プリン体は核酸の成分として存在しています。 ですので、考えるのであれば 1、一度の摂取する細胞数=核酸の量がおおいこと 2、1つの細胞辺りによりおおく核酸が存在すること 3、何らかの理由により細胞が核酸を貯蓄していること この3点が大きな要因になっているかと思います。 また、肝臓を形成している肝細胞は常に代謝しているわけでもありますし、多核細胞でもありますので、それが一因になっているかもしれません。 肝細胞における細胞辺りの核酸含有量のデータを持っていないので精確にはいえませんが、考え方の参考までにどうぞ。

kaka7070
質問者

補足

ありがとうございました。

その他の回答 (2)

noname#142902
noname#142902
回答No.3

 BALB様、素晴らしい助言、誠にありがとうございます。『プリン体は核酸の成分』というのがとても為になりました。  手持ちの参考書を確認したところ、『核酸はデオキシリボ核酸(DNA)、リボ核酸(RNA)の2種類がある』と書いてありました。つまり核酸はDNAとRNAを総称した(=まとめた)言い方と考えて良いと思います。  Wikipediaを調べた所、魚の精巣を白子と呼ぶそうです。精巣は精子と言う小さな細胞を多く含みます。ご存知の通り精子という細胞は非常に小さいです。それは卵子に飛び込む精子の写真を見たことのある方なら分かるのではないでしょうか。精子は非常に小さいので、小さな精子を含む精巣は大きさの割に多くの細胞を含むことになります。細胞は必ずDNAを含みます。DNAが細胞の遺伝子をもっているからです。つまり、細胞は核酸をある程度は含むということです。そのために細胞の数が多いならDNAの数が多いので核酸の数も多いと言えます。  英語版Wikipediaによると精子は縦5マイクロメートル、横3マイクロメートルだそうです。平均的な細胞の直径は10マイクロメートルということを考えると縦で半分、横で3分の1の大きさです。精子は大分小さいのですね。ちなみに計算したところ精子の体積は普通の細胞の8分の1未満です。  ちなみに色々調べた所、臓器以外では基本的にはプリン体は溜まらない、というのは間違っている可能性が高いです。 まとめ:プリン体は核酸の成分である。     核酸……デオキシリボ核酸(DNA)、リボ核酸(RNA)である。     細胞は核酸を含む     白子=魚の精巣……小さな精子を多く含む→白子(精巣)の細胞数は多い→白子(細胞)は核酸が多い→白子はプリン体が多い 参考:チャート式新生物1、26、276項    Wikipedia……白子、Spermatozoon、Cellのページ BALB様、kaka7070様、とても勉強になりました。ありがとうございました。

noname#142902
noname#142902
回答No.1

 高校の生物を思い出してください。植物の細胞と動物の細胞はかなり違っていました。植物の細胞は液胞を持ち、セルロースなどで構成された細胞壁を持っていました。ですのでまず始めに ●『植物と動物の身体の構造自体がかなり違う』……1 ことを頭に入れてください。動物に対する『生理学』という学問のほかに植物専門の『植物生理学』という学問があるくらいです。  植物にもプリン体は少量は含まれているかと思います。動物は植物をたくさん食べます。すると植物に含まれていたプリン体を動物はたくさん摂取することになります。よって ●『プリン体を含む植物を多く食べる動物は植物よりも多くのプリン体を持っている』……2 と言えます。  動物の肉にも部位があることは勿論ご存知かと思います。例えばモモ肉は太ももの『筋肉』です。レバーは『肝臓』です。プリン体は肝臓などの『内臓』に多いとの事です。では何故内蔵にプリン体は多いのか。逆に言えばどうして筋肉にプリン体はそれほど多くないのか、と言う話になってきます。動物の身体は主に神経、筋肉、血液、骨、脂肪、内臓などです。  神経は主に神経細胞で構成されています。神経細胞は神経刺激の通路と考えれば分かると思います。よってプリン体が専門的に溜まる場所では無いと思います。  筋肉はタンパク質が溜まる場所です。プリン体が専門的に溜まる場所では無いと思います。  血液は赤血球、白血球などの移動の場所です。プリン体は溜まる暇が無く流れてしまいます。  骨はカルシウムが溜まる場所です。プリン体が専門的に溜まる場所では無いと思います。  脂肪は脂肪が溜まる場所です。プリン体が専門的に溜まる場所では無いと思います。  よって ●『臓器以外では基本的にはプリン体は溜まらない』……3  と言えそうです。  最後に内臓……内蔵は一言では言い表せません。ひとつひとつの臓器がかなり違った特長を持っているからです。結局何が言いたいのかと言うと身体の中では基本的に内臓が最も複雑な場所、ということです。ですので様々な物質が溜まります。内臓でも特に肝臓は物質を合成、分解、貯蔵する場ですので脂肪肝になったりします。  ちなみになぜレバー……すなわち肝臓にプリン体が溜まりやすいかと言うと……。 ●『肝臓ではプリン体を合成しているからレバーすなわち肝臓にはプリン体が多く含まれる』……4 です。  すみませんが白子にプリン体が多い理由は分かりませんでした。すみませんでした。  出来るだけ正確に伝える為に大変回りくどい説明になって申し訳ありませんでした。尚、私は研究者ではない為に間違っている場所があるかもしれません。ご了承ください。 参考:キャンベル・ファーレル生化学、756~760頁    ホートン生化学、425項    Wikipedia英語版、Purineのページ

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