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上海高層マンション火災の写真で思うこと
今日(11月16日)の新聞に上海高層マンション火災の写真がありましたが、消防車の放水がビルの半分の高さしか届いていません。 はしご車の放水の高さにも限度があると思うのですが、放水高さより上空の火災はどうやって消すのですか?
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中国の事情は知りませんが、日本であれば、一定規模以上で一定の階数以上の建物の場合は、「消防法」でスプリンクラーの設置が義務づけられます。まずはこれにより初期消火を目指します。また非常電源ポンプで水を圧送する「消火栓」も設置義務です。消防隊はここにホースをつないでどんな上階でも水を散布できます。 また、同様に大きな建物には建築基準法で「非常用エレベータ」の設置が求められます。これは火災時に非常電源で動くもので、消防隊が上階に登って消火活動したり、救命活動するための設備です。このように高層ビル火災では「消火」よりも「人命救助」が優先されます。 また火災では「焼死」よりも「煙に巻かれた窒息死」が多いので、高層ビルでは「屋外避難階段(煙に巻かれずに避難可能)」や「特別避難階段(排煙設備のある階段」の設置が必要になります。さらに「避難シューター」や「「避難ばしご」などの人力避難設備の設置も必須です。 このように日本の法体系では「消火」よりも「人命救助(避難)」に重点を置いた法規制がされています。
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- 誠治(SEIZI・SAGE)(@romanda201)
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#1さんの通りなんでしょうね・・ 雨が降るわけだから最上階の上に貯水槽を付ければ 良い様な気がしますね・・
お礼
回答有難うございます。
- yamato1957
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各階にスプリンクラーまたは二酸化炭素消火装置、壁には消防隊がホースを接続出来る給水設備があります。 また高層ビルは難燃素材を多用しているのであんな火事をならないようになっています。 ただしこれはちゃんとした国の安全基準です。中国の場合は「想定外なので無し」です。
お礼
回答有難うございます。 >各階にスプリンクラーまたは二酸化炭素消火装置、壁には消防隊がホースを接続出来る給水設備があります。 消防車の放水が届かなくても大丈夫な装置があるのですな。
お礼
回答有難うございます。 >また非常電源ポンプで水を圧送する「消火栓」も設置義務です。消防隊はここにホースをつないでどんな上階でも水を散布できます。 9.11の時、多くの消防士が建物の崩落に犠牲になっていますので、消火栓は少し怖いです。