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古文 聞こゆの活用について
(1) さて、このほどの事ども細やかに聞こえたまふに、夜深き鳥も鳴きぬ(徒然草) (2) 御文も聞こえたまはず(源氏物語) (3) 海少女(あまをとめ)棚無し小舟漕ぎ出らし旅のやどりに楫(かぢ)の音聞こゆ(万葉集) (4)物を思ひしみながら、言にいでても、聞こえやらず(源氏物語) 上の(1)~(4)で聞こゆの活用で同じ意義と機能は(1)と(4)ということなのですがどうしてでしょうか?
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#1です。 間違いを訂正します。 (1)と(4)は、他動詞で「言ふ」の謙譲語「申し上げる」。 (2)も他動詞ですが手紙などを「差し上げる」の意。 (3)は自動詞で音が耳に入る。 (1)と(4)が同じ意義というのは他動詞の謙譲語という点からであり、同じ機能とは「言ふ」という点からでしょう。 (2)は「便りを」差し上げるという機能が異なります。 (3)では自然に聞こえるという機能であり、そもそも自動詞として謙譲的ニュアンスはなく意義が異なります。
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- kine-ore
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回答No.1
「聞こゆ」について、 (1)と(4)は他動詞で「言ふ」の謙譲語。 (2)と(3)は自動詞で、声や音が耳に入るの意。
お礼
回答ありがとうございます。 これは意味から判断したらよいのでしょうか?