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廃タイヤの処理法
近年の環境保護意識の高まりに伴い、廃タイヤも再生利用(マテリアルリサイクル)して新たなタイヤ等の材料にすべきとの声が高まりつつあるようです。 けれども私自身は廃タイヤの場合、再生利用すると余計なコストやエネルギーがかかる(つまりCO2排出量等も余計に増える)ため、砕いた後に燃やして電気や熱エネルギーにかえ(タイヤを砕くのに必要なエネルギーを差し引いても十分余るはず)、燃焼後の灰をアスファルト等の添加剤にするほうがよい(サーマルリサイクル)と思いますが、実際はどうなのでしょうか?
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廃タイヤのリサイクル率は91%(2009年)で、かなり高い方だと思いますよ。 サーマルリサイクル(熱利用)が主で、マテリアルリサイクルが15%、海外輸出が16%などとなっています。 不法集積や不法投棄は、廃タイヤ発生量全体からすれば数%程度です。 http://www.jatma.or.jp/media/pdf/tioj-j10.pdf (17~18ページ目) 廃タイヤの場合、廃棄物処理法の特例となる広域再生利用指定を受けており、通常の廃棄物の処理ルートとは異なり、タイヤ販売店で廃タイヤを引き取り、メーカーの再生工場等に送るというリサイクルシステムが確立されています。 http://www.meti.go.jp/policy/recycle/main/admin_info/committee/j/07/j07_3.pdf (5ページ目)
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- hisappy
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確かに単純にはその通りです。 ですが、#1さんも回答されている通り 現状では有害物質の問題が解決しきっておらず 結果、エネルギー面などのコストが割高なままとなっているようです。 焼却の際の排ガスや廃棄物の問題がクリアできる 「プラズマ焼却炉」の研究が進められていますが、 実用的なレベルになるにはもう少し時間がかかるようです。 質問文にあるサーマルリサイクルについても 活用のためのネットワークがまだ成熟していないのでしょう。 何か良いアイデアをお持ちの方にも回答を頂きたいものですね。
- mugi_to_ho
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廃タイヤの山の多くは、燃料用に業者が集めはしたがコスト的に割に合わなくて放棄されたものという話を聞いたことがあります。タイヤを有毒物質を出さないように燃やすのも大変みたいですよ。